「あれ？ここに置いといたのに・・・
どこ行ったんだろ？ねえ、ニノ、
ここにあった紙袋知らない？」
「んー、知りませんよ」
「えー、せっかく用意したのにな・・・
ねえ、ニノ本当に知らない？」
「だから知りませんってば」
ごめんなさいね。
相葉さんが探してるもの、
見つかりませんから。
だって大野さんに一式差し上げたのでね。
クローゼットの隙間に置いてあるそれを見つけたのは、
今から１週間前。
相葉さんが何をしようとしてるのか、
すぐわかった。
だって今週末はハロウィンだから。
ここ最近、仮装がはやってるから、
きっとこれ、私に着せるつもりなんだろうと察しがついた。
次の日、
あれをどう処分するか・・・
そんなことを考えてたら、
大野さんが・・・
『ねえ、ニノ、
ハロウィンって仮装するんでしょ？
仮装したら翔くんびっくりするかな？
ドラキュラとか、かぼちゃとかさ』
「んー」
いや、男や野菜に仮装しても、
翔さんは喜ばないでしょ。
あの人を喜こばせるなら・・・
は！いけるかも！
いいものあるじゃん！
あれならバッチリじゃん！
大野さんにあれをあげれば、
私も助かるし、翔さん大喜び。
うん。決定だな。
相葉さんが帰ってこないうちに、
衣装を確認する。うん、これなら大野さんも着れるサイズだ。
ってか、私にジャストサイズって・・・
まあ、いいや、
大野さんにあげるんだし、
翔さんにすぐさまメールした。
『黒タイツと黒のレース付きオーバーニーソックスどっちが好き？』
大野さんならどっちも似合うけど、
この衣装ならオーバーニーソックスかな？
しばらくすると、
『オーバーニーソックス・・・かな？』
って返事が来た。
よし！
ハロウィン当日の今日、
翔さん指定のオーバーニーソックスを添えて、
大野さんに渡した。
『・・・マジか』
やっぱそう思うよね。
だってこれ男が着るもんじゃないし。
ほんと何考えてるんだ！馬鹿雅紀！
でも、そうも言ってられない。
絶対大野さんに着てもらわなくちゃ！
大野さんが返してこないように、
偽の高額領収証も用意した。
案の定、大野さんは着ることを選択した。
よし、予定通り！
・・・出来上がった大野さんは、
もう絶品で、本当に男か？って聞きたいほど。
こりゃ、翔さん今夜は寝れないな・・・
ほんといいもの見せてもらいましたよ。
んで、大野さんを翔さんの自宅前まで送って行って、
ミッション終了。
さあ、これで平穏な夜を過ごせるぞ。
んで、家に帰ったら、
焦った相葉さんがクローゼットをひっくり返してた。
よし、予定通り。
あの衣装を探し回ってる。
で、さっき私に聞いてきた。
私は素知らぬ顔して知らないと答える。
けど、想定外なことをしでかすのが、
相葉さんなんだよね・・・
「はー、やっぱない！
・・・しょうがないな。
ニノに選んでもらおうと思ってたのに、
こっちでいいか？」
・・・はい？
今なんて言いました？
こっちでいいか・・・？
こっちって何！
相葉さんが違う紙袋を、
私の前に差し出す。
「・・・何これ？」
「何って、今日はハロウィンでしょ？
いいのが２個あって迷ってたんだけど、
なんかもう一個がないからこっちでいいよね！」
・・・こ、これは。
袋の中に入ってたのは、
不思議の国のアリスの衣装・・・
「・・・マジか」
「これ可愛くない？
もう一個はさ、猫耳メイドさんだったの。
けど、ニノにはこっちのが似合いそう」
「・・・これを着れと？」
「もちろんニノだけじゃないよ！
俺のはね、シルクハットうさぎ！
見て！良くない？」
キラッキラの笑顔でそんなこと言われても・・・
「・・・・・」
「あれ？着てくれないの？
これ着てくれたら、
ニノの欲しかってたあのギター買ってあげようと思ってたのに・・・」
「え？ギターってあの高いやつ？」
「着てくれるよね♡」
・・・着たいわけじゃない。
けど、ずっと欲しかったギター・・・
これを着れば、あのギターが手に入る・・・
「・・・ちょっとだけだよ」
「うん！ちょっとでいいよ！
だってすぐ・・・」
「え？」
「いや、こっちの話」
私はしぶしぶアリスになった。
発情 し た うさぎに,
そのあと 襲 わ れ たのは、
いうまでもない・・・
おしまい♡
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
ハロウィン企画☆
これにて終了です(￣▽+￣*)
ああ、すっきりしました。
衣装はね、ハロウィン仮装で検索したら出てきたものなんです。
不思議の国のアリス衣装めっちゃあって、
どっちに着てもらおうか迷ったんだけど、
翔くんなら猫耳メイドさん選ぶかな？
って思って、智くんにメイド服、
ニノにアリスを着てもらいました♡
きっとどっちも超絶似合ってるだろうな( ´艸｀)
ニノの欲しいもの。
ゲームと迷ったんだけど、
ゲームはそんなに高くないかな？
っと思ってギターにしました。
コンサートでも使えるし。
けど、今回は踊るって言ってましたね。
８年ぶり？
めっちゃ楽しみ♡
翔くん智くんコンビも、
相葉ちゃんニノコンビも、
ハロウィンは甘い夜になりました。
実際はどうかな？
・・・松潤、ごめんね。
でも、松潤もきっと素敵な夜を過ごしてるはず・・・
気に入ってもらえたら嬉しいです♡
さあ、次の話頑張ります！
くろねこ🐾
どこ行ったんだろ？ねえ、ニノ、
ここにあった紙袋知らない？」
「んー、知りませんよ」
「えー、せっかく用意したのにな・・・
ねえ、ニノ本当に知らない？」
「だから知りませんってば」
ごめんなさいね。
相葉さんが探してるもの、
見つかりませんから。
だって大野さんに一式差し上げたのでね。
クローゼットの隙間に置いてあるそれを見つけたのは、
今から１週間前。
相葉さんが何をしようとしてるのか、
すぐわかった。
だって今週末はハロウィンだから。
ここ最近、仮装がはやってるから、
きっとこれ、私に着せるつもりなんだろうと察しがついた。
次の日、
あれをどう処分するか・・・
そんなことを考えてたら、
大野さんが・・・
『ねえ、ニノ、
ハロウィンって仮装するんでしょ？
仮装したら翔くんびっくりするかな？
ドラキュラとか、かぼちゃとかさ』
「んー」
いや、男や野菜に仮装しても、
翔さんは喜ばないでしょ。
あの人を喜こばせるなら・・・
は！いけるかも！
いいものあるじゃん！
あれならバッチリじゃん！
大野さんにあれをあげれば、
私も助かるし、翔さん大喜び。
うん。決定だな。
相葉さんが帰ってこないうちに、
衣装を確認する。うん、これなら大野さんも着れるサイズだ。
ってか、私にジャストサイズって・・・
まあ、いいや、
大野さんにあげるんだし、
翔さんにすぐさまメールした。
『黒タイツと黒のレース付きオーバーニーソックスどっちが好き？』
大野さんならどっちも似合うけど、
この衣装ならオーバーニーソックスかな？
しばらくすると、
『オーバーニーソックス・・・かな？』
って返事が来た。
よし！
ハロウィン当日の今日、
翔さん指定のオーバーニーソックスを添えて、
大野さんに渡した。
『・・・マジか』
やっぱそう思うよね。
だってこれ男が着るもんじゃないし。
ほんと何考えてるんだ！馬鹿雅紀！
でも、そうも言ってられない。
絶対大野さんに着てもらわなくちゃ！
大野さんが返してこないように、
偽の高額領収証も用意した。
案の定、大野さんは着ることを選択した。
よし、予定通り！
・・・出来上がった大野さんは、
もう絶品で、本当に男か？って聞きたいほど。
こりゃ、翔さん今夜は寝れないな・・・
ほんといいもの見せてもらいましたよ。
んで、大野さんを翔さんの自宅前まで送って行って、
ミッション終了。
さあ、これで平穏な夜を過ごせるぞ。
んで、家に帰ったら、
焦った相葉さんがクローゼットをひっくり返してた。
よし、予定通り。
あの衣装を探し回ってる。
で、さっき私に聞いてきた。
私は素知らぬ顔して知らないと答える。
けど、想定外なことをしでかすのが、
相葉さんなんだよね・・・
「はー、やっぱない！
・・・しょうがないな。
ニノに選んでもらおうと思ってたのに、
こっちでいいか？」
・・・はい？
今なんて言いました？
こっちでいいか・・・？
こっちって何！
相葉さんが違う紙袋を、
私の前に差し出す。
「・・・何これ？」
「何って、今日はハロウィンでしょ？
いいのが２個あって迷ってたんだけど、
なんかもう一個がないからこっちでいいよね！」
・・・こ、これは。
袋の中に入ってたのは、
不思議の国のアリスの衣装・・・
「・・・マジか」
「これ可愛くない？
もう一個はさ、猫耳メイドさんだったの。
けど、ニノにはこっちのが似合いそう」
「・・・これを着れと？」
「もちろんニノだけじゃないよ！
俺のはね、シルクハットうさぎ！
見て！良くない？」
キラッキラの笑顔でそんなこと言われても・・・
「・・・・・」
「あれ？着てくれないの？
これ着てくれたら、
ニノの欲しかってたあのギター買ってあげようと思ってたのに・・・」
「え？ギターってあの高いやつ？」
「着てくれるよね♡」
・・・着たいわけじゃない。
けど、ずっと欲しかったギター・・・
これを着れば、あのギターが手に入る・・・
「・・・ちょっとだけだよ」
「うん！ちょっとでいいよ！
だってすぐ・・・」
「え？」
「いや、こっちの話」
私はしぶしぶアリスになった。
発情 し た うさぎに,
そのあと 襲 わ れ たのは、
いうまでもない・・・
おしまい♡
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
ハロウィン企画☆
これにて終了です(￣▽+￣*)
ああ、すっきりしました。
衣装はね、ハロウィン仮装で検索したら出てきたものなんです。
不思議の国のアリス衣装めっちゃあって、
どっちに着てもらおうか迷ったんだけど、
翔くんなら猫耳メイドさん選ぶかな？
って思って、智くんにメイド服、
ニノにアリスを着てもらいました♡
きっとどっちも超絶似合ってるだろうな( ´艸｀)
ニノの欲しいもの。
ゲームと迷ったんだけど、
ゲームはそんなに高くないかな？
っと思ってギターにしました。
コンサートでも使えるし。
けど、今回は踊るって言ってましたね。
８年ぶり？
めっちゃ楽しみ♡
翔くん智くんコンビも、
相葉ちゃんニノコンビも、
ハロウィンは甘い夜になりました。
実際はどうかな？
・・・松潤、ごめんね。
でも、松潤もきっと素敵な夜を過ごしてるはず・・・
気に入ってもらえたら嬉しいです♡
さあ、次の話頑張ります！
くろねこ🐾