「・・・怒ってる?」


「・・・・・」


「・・・怒ってる?怒ってるよね?」


「・・・別に」


「・・・別にじゃないでしょ。
怒ってるってちゃんと言ってよ、翔くん」


・・・・・


怒ってるわけじゃない。
ただちょっと、ショックなだけ。


・・・いや嘘だな。
かなりショックを受けてる俺。
本当にびっくりするぐらい、
本当引くぐらい。


この気持ちを、
貴方になんて伝えればいいのかな?


貴方のことを信じていたから。
貴方はそんなことしないって・・・
そう、俺の勝手な思い込みなんだけどさ。


バレるなんて・・・
こんな脇の甘いこと。


なんでなの?
どうしてなの?
なんでそれを選んだの?


どうせなら隠し通して欲しかった・・・


「・・・翔くん、ごめんなさい」


「・・・・・」


でも、こんなに辛そうに謝る貴方を見ていたら、
何も言えなくなる。


本当にずるいよな~、
これが惚れた弱みか?


「・・・翔くん、ごめん。
翔くんのプリン、勝手に食べちゃって・・・」


「・・・俺楽しみにしてたんだよ」


「うん」


「俺がプリン好きなの知ってるよね」


「・・・うん」


「俺が見つけるまでに買っとくとかさ、
なんかできたんじゃない?」


「・・・うん、そうだね」


さらにシュンとして、
小さくなって俯く貴方。


「・・・もういいよ」


「え?」


「食べちゃったもんは仕方ない」


「・・・おいらのこと、嫌いになった?」


「は?嫌いになるわけないでしょ!」


「おいらのこと・・・好き?」


首を傾け、
上目遣いで俺を見る貴方。


本当ずるいよね。
俺がその顔に弱いって知ってるくせに。


「・・・好きだよ。
もうどうしようもないぐらい」


「・・・翔くん」


貴方を抱きしめる。
貴方の手が背中に回る。


この瞬間が好き。
恥ずかしそうに笑うその顔が好き。


「・・・ねえ、翔くん」


「・・・ん?何?」


「・・・実はさ、翔くんのモンブランも食べちゃった」


「・・・は?」


「やっぱり嫌いになった?」


だからさ、
貴方分かってやってるでしょ?


俺がその瞳に弱いこと。
俺が貴方に弱いこと。


本当に貴方はずるいんだ。


嫌いになるわけないでしょ?
本当馬鹿だと思う。


でも、


どうしようもなく貴方が好き・・・


それだけは、
きっと、ずっと変わらない。


俺の腕の中で、
不安そうに俺の言葉を待ってる貴方。


「もうプリンもモンブランもいいよ。
・・・智くん食べるから」


「え?」


「だって貴方の方が、美味しいんだもん」


「え?んんっ・・・しょおっ」


貴方の唇を塞ぎ、
抱き上げる。


「・・・いいよね?
ダメとは言わせないよ」





ああ、今夜も貴方と・・・
2人だけの秘密の時間。











゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


えっと、
今回のお話はリクエストではないです。
私の気持ち。


私の気持ちを翔くんに代弁してもらいました。


昨日アップしたお話に、
たくさんのいいねとコメント、メッセージ、
ありがとうございました。


お返事遅れててごめんなさい。


大野くんが笑っていて、
幸せなら、
それが私の幸せ。


本当にそう思っています。
けど、そう思えない自分も正直います。


昨日は寝れなくて・・・
自分でびっくりしました。


本当にリアル失恋状態。


けどね、ぐるぐる考えてもね、
いろんなものを見て、読んでもね、


やっぱり大野くんが好き。
やっぱり大野くんには笑っていてほしい。


思うことはいっぱいある。
言いたいこともいっぱいある。
うぎゃー!って叫びたくなる。


でもそれはみんな同じだと思うから、
言いません。


私は、
大野くんが好き。
どうしようもなく好き。
これだけはやっぱり変わらない。


これまで通り、
今まで通り、
ここで、描き続けます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



今日のライブ、
うまくいったようですね♡


どうしても気になって、
ライブリポ探しまくってしまいました。


最初の挨拶シャッフルだったとか!
めちゃ面白そう!


全部読めてないけど、
大野くんの最後の挨拶。


すごく良かったと思います。
生で聞きたかったな。


どこまでもついていくからね!
覚悟してや!



くろねこ🐾