急いで出たかったけど、
あまりに早いとがっついてるって呆れられるかも。


いつも通り平常心って言い聞かせ、
シャワーを浴びた。


智くんとお揃いの備え付けのバスローブに、
腕を通す。


ちゃんといるよね。
帰ったなんてないよね?
もしかして、酔っぱらって寝ちゃった?


ドキドキしながら貴方の元に戻った。


「智くん・・・え?」


しーんと静まり返った部屋。
部屋を見渡すけど、智くんの姿がない!
え?え?


もしかして帰っちゃった?


「・・・智くん?」


ちょっと強めに呼んでみた。


「・・・ん?翔くん?」


智くんはカーテンの陰から
顔を出した。
窓際で、
夜景を見ながら飲んでたみたい。


「やっぱりいいね。
ここからの夜景。綺麗すぎて吸い込まれそう・・・」


ホッとしたのもつかの間。
貴方の姿に目を奪われた。


・・・綺麗なのは貴方でしょ。


ワインのせいかな?
赤かった 貴方の 唇 が いっそう赤く染まり、
さっきより 数段 色気 が増してる。


「こっちで一緒に飲も?
・・・あっ、そっか、翔くんは高いとこ苦手だったね」


ふにゃりと笑いながら、俺のそばに来てくれた。


「翔くんも飲むでしょ?」


「・・・飲む」


「ん、入れてあげるね・・・え?」


持っていたグラスを置き、
テーブルに用意してたワイングラスに、
手を伸ばした貴方の手を掴み、
その赤く 熟 れ た 唇 をぺろっと 舐めた。


「ん、美味し・・・
もっと飲みたい・・・」


俺はさっき貴方が持ってたグラスを
貴方に渡した。


俺の行動の意図が分かった貴方がふふっと笑う。


「・・・もう、ばか」


赤ワインを 口 に 含み、
んって 上目遣い に俺を見る。


俺は その口 に 吸 い つき、
口移しでワインを飲む。


「・・もっと飲む?」


「ん。ちょーだい・・・」


智くんの 口 移 し で 飲む ワインは、
最高に美味しくて、
止まらない。


飲みきれない ワインが、
貴方の 首筋 を 伝う。


「・・・もったいない」


「ああっ・・ん、しょおく・・・」


その可愛い 首筋 に 吸い付くと、
智くんから 甘い声 が 漏れた。


もっと聞きたい。
あなたのその声。
もっともっと 啼 か せ て みたい


「・・・ねえ?」


「ん?ああっ・・・ん」


「男と するの 初めて じゃないの?」


色 を 増した 貴方の 瞳を見つめ、
問いかける。


「・・・気になる?
もし初めてじゃなかったら、やめる?」


首を傾げ、上目遣いで俺をみる貴方。


「・・・やめない」


「ふふ。初めてかどうかは、
翔くんが・・・確かめて・・・」


そういった 貴方 の 表情が、
あまりにも 綺麗で・・・
赤い唇 が 俺を 誘ってるみたいで・・・


俺は迷わず、その唇に
自分のを重ねる。


そして、
首筋から、鎖骨に 舌 を 這 わ すと、
貴方が 俺にしがみついてきた。
その 華奢 な 身体 を 抱きしめる。


「・・・分かった。
ベットいこ。・・・いい?」


「・・・うん」


俺の腕の中で小さく返事する 貴方 を 抱き上げ、
ベットに移動した。
















゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚


ふふ、やっと♡
次は別部屋かな?( ´艸`)


昨日の限定記事にも書きましたが、
子供たち宿題やり終えました!


これで私も自由だーーーー!
やった♡


描きたいときに描けるって、
すごくいい!


これからもマイペースで頑張りますо(ж>▽<)y ☆




くろねこ