「はい、ではこちらへ。
まず、これとこれを身につけていただけますか?」
「え?え?ちょっと待って、
これどういうこと?」
「着れましたら、お呼びくださいませ」
「はい?え?これを?・・・ちょっとまっ」
おいらの言葉を無視して、
メイクさんがフィッティングルームのカーテンを閉めた。
・・・・・
今日は昼から、翔くんとベットを買いに行く約束だった。
昼前にケータイがなり、翔くんからだと思ったら、ニノからだった。
『起きてますか?今から5人の撮影の仕事が入りました。
ちょうどJが近くにいるらしいので、準備して待っててください』
「え?・・・ちょっと、ニノ?」
ニノはそれだけ言うと電話を切った。
それと同時に家のインターホンが鳴った。
『大野さん?松本だけど、準備出来てる?』
「・・・・・」
『急がないと遅刻だよ!大野さん、聞いてる?」
「・・・15分待って」
『ん、分かった。下で待ってる。
急いでよ?』
「・・・あい」
急いでシャワーを浴び、
適当な服を選んで、松潤の元へ急いだ。
で、車に乗せられ、ここに連れてこられ、
それぞれ着替えた順に撮影するからって、
ここに通された。
たった今メイクさんに手渡されたのは、
タンクトップとストッキングと、
??・・・これ何?このうっすいスカートみたいなやつ。
・・・・・一体なんの撮影なんだ?
今日はずっとおかしいんだよ。
仕事なら、ニノじゃなくてマネージャーから連絡あるだろうし、
迎えに来るのも、松潤じゃなくてマネージャーじゃね?
「大野さん、着れました?」
「え?・・・や、今着ます」
ええい、もう何も考えるな!
なるようになれ!
言われるまま、渡されたものを身につけて、
カーテンを開けた。
メイクさんにメイクされ、
用意されていた衣装を着せられた。
「大野さん、その指輪お預かりします。
撮影では、違うのを使用するようなので」
「え?・・・」
「責任を持って管理しますので」
「・・・分かりました。お願いします」
翔くんから貰った指輪をメイクさんに渡した。
鏡に映る自分の姿。
これ・・・ヤられたな。
指輪も、・・・そういうことか。
「・・・では、失礼します」
メイクさんが出て行った後、
あの3人が部屋に入ってきた。
「‼︎・・・ははは、こりゃすげー・・・
想像以上だわ・・・」
「すごいよ!大ちゃん‼︎めっちゃ可愛い!
本物の花嫁さんみたい!いや、今まで見た中でダントツ‼︎」
「・・・似合って当たり前ですよ。
だって、私達が選んだんですから」
「・・・・・」
口を手で押さえてその場に立ち尽くす松潤。
おいらの周りうろうろ歩く相葉ちゃん。
腰に手を当てドヤ顔のニノ。
「・・・昨日のアレはこのためか?」
「ん?」
クリスマスの時と同じく、
ケータイで色んな角度から、おいらを撮ってるニノに聞く。
「昨日のアレはこのためかって聞いてるの!
足隠れてるんだから、あんな痛い思いしなくてよかったじゃん!」
「・・・そこですか?
突っ込むところ、そこ?まあ、大野さんらしいけど。
それについては、後で分かりますよ」
「相葉さん、そろそろお願いします」
「あ、了解!行ってくる。任せといて!」
ニノが相葉ちゃんに声をかけ、
笑顔の相葉ちゃんが部屋を出て行った。
「さあ、行きましょう、お姫様」
「ん、行きましょうかね」
松潤とニノがおいらの前に手を差し出した。
これはもう、そういうことだよね。
おいらは覚悟を決めて、
2人の手をとった。
まず、これとこれを身につけていただけますか?」
「え?え?ちょっと待って、
これどういうこと?」
「着れましたら、お呼びくださいませ」
「はい?え?これを?・・・ちょっとまっ」
おいらの言葉を無視して、
メイクさんがフィッティングルームのカーテンを閉めた。
・・・・・
今日は昼から、翔くんとベットを買いに行く約束だった。
昼前にケータイがなり、翔くんからだと思ったら、ニノからだった。
『起きてますか?今から5人の撮影の仕事が入りました。
ちょうどJが近くにいるらしいので、準備して待っててください』
「え?・・・ちょっと、ニノ?」
ニノはそれだけ言うと電話を切った。
それと同時に家のインターホンが鳴った。
『大野さん?松本だけど、準備出来てる?』
「・・・・・」
『急がないと遅刻だよ!大野さん、聞いてる?」
「・・・15分待って」
『ん、分かった。下で待ってる。
急いでよ?』
「・・・あい」
急いでシャワーを浴び、
適当な服を選んで、松潤の元へ急いだ。
で、車に乗せられ、ここに連れてこられ、
それぞれ着替えた順に撮影するからって、
ここに通された。
たった今メイクさんに手渡されたのは、
タンクトップとストッキングと、
??・・・これ何?このうっすいスカートみたいなやつ。
・・・・・一体なんの撮影なんだ?
今日はずっとおかしいんだよ。
仕事なら、ニノじゃなくてマネージャーから連絡あるだろうし、
迎えに来るのも、松潤じゃなくてマネージャーじゃね?
「大野さん、着れました?」
「え?・・・や、今着ます」
ええい、もう何も考えるな!
なるようになれ!
言われるまま、渡されたものを身につけて、
カーテンを開けた。
メイクさんにメイクされ、
用意されていた衣装を着せられた。
「大野さん、その指輪お預かりします。
撮影では、違うのを使用するようなので」
「え?・・・」
「責任を持って管理しますので」
「・・・分かりました。お願いします」
翔くんから貰った指輪をメイクさんに渡した。
鏡に映る自分の姿。
これ・・・ヤられたな。
指輪も、・・・そういうことか。
「・・・では、失礼します」
メイクさんが出て行った後、
あの3人が部屋に入ってきた。
「‼︎・・・ははは、こりゃすげー・・・
想像以上だわ・・・」
「すごいよ!大ちゃん‼︎めっちゃ可愛い!
本物の花嫁さんみたい!いや、今まで見た中でダントツ‼︎」
「・・・似合って当たり前ですよ。
だって、私達が選んだんですから」
「・・・・・」
口を手で押さえてその場に立ち尽くす松潤。
おいらの周りうろうろ歩く相葉ちゃん。
腰に手を当てドヤ顔のニノ。
「・・・昨日のアレはこのためか?」
「ん?」
クリスマスの時と同じく、
ケータイで色んな角度から、おいらを撮ってるニノに聞く。
「昨日のアレはこのためかって聞いてるの!
足隠れてるんだから、あんな痛い思いしなくてよかったじゃん!」
「・・・そこですか?
突っ込むところ、そこ?まあ、大野さんらしいけど。
それについては、後で分かりますよ」
「相葉さん、そろそろお願いします」
「あ、了解!行ってくる。任せといて!」
ニノが相葉ちゃんに声をかけ、
笑顔の相葉ちゃんが部屋を出て行った。
「さあ、行きましょう、お姫様」
「ん、行きましょうかね」
松潤とニノがおいらの前に手を差し出した。
これはもう、そういうことだよね。
おいらは覚悟を決めて、
2人の手をとった。