大野くんBD企画第2弾☆
はっじまっるよーー!




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「皆いい?誰が選ばれても、恨みっこなしだからね!
俺、本気で行くから、よろしく!」


「もう、相葉さん、念を押さなくても分かってるよ。
つーか、俺が負けるわけないけどな。
この勝負もらったわ」


「・・・ったく、何言ってるんです?
いつもあの人の隣にいるのは誰ですか?
私が一番、選ばれる可能性が高いんですよ?」


「・・・・・」





何でこんな事になったんだろう。



雑誌の撮影で5人揃ってて、
もうすぐ貴方の誕生日だねって話になって、
ソロ撮影のため、貴方はスタッフに呼ばれて・・・



言い出しっぺは、相葉くんか?



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚



『俺、そろそろ限界なんだよね。
次の大ちゃんの誕生日までに、告ろうと思ってる!』


『は?何言ってんの?相葉くん。
みんなも言ってやってよ・・・え?』



振り返ると真剣に考え出すニノと松本・・・え?え?



『ぶっちゃけ、俺も限界なんだよね』


『いい機会ですね。もう言っちゃいます?
皆、大野さんのこと好きでしょ?
もちろん恋愛対象として』


『え?・・・』


皆やっぱりそうだったの?



『この際、ちゃんと選んでもらいましょ、本人に。
・・・翔さんはどうします?
あなたも好きでしょう?大野さんのこと』


『あ、あの・・・』



何でバレてるの⁉︎
隠してたつもりだったのに・・・



『んじゃ、翔ちゃんははずれるのね。
ライバルが減った!まあ、俺が振られるわけないけどね』


『バ、バカ!はずれるなんて言ってないだろ!』


『はい、決まり。じゃ、告る順番どうする?』


『ここはうちららしく、アミダで決めますかね?』



結果、相葉くん、ニノ、松本、俺の順になった。



゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚




「もう!翔ちゃん、話聞いてるの?」


「え?・・・ああ、ごめん。
展開の早さにちょっとついていけなくて・・・」


「だから、もし大ちゃんにOKもらっても内緒ね。
OKもらった人が、
誕生日当日の大ちゃんを独り占めするってことでいいよね」


「・・・ああ、分かった」


「んじゃ、そういうことで・・・あ!
大ちゃんいいところに・・・」



ちょうど話がひと段落したところで、
貴方が楽屋に戻ってきた。



「ん?なあに?なんかあった?
そうだ、次翔くんだよ」


「あ!うん。ありがと。
行ってくるよ」



俺は立ち上がって、
ドアの方へ向かう。



一瞬、智くん以外の3人の様子がいつもと違って見えたけど、
気のせいかな?



「大ちゃん、今夜空いてる?
買い物付き合って欲しいんだけど」


「ん?おいらでいいの?」


「大ちゃんがいいの!
話したいこともあるし、ね、行こ?」


「分かった。いいよ」


「やったー‼︎」



相葉くんが大げさに喜んで、
ガバッと智くんに抱きついた。



相葉くんが、俺のことをチラッと見て
ニヤッと笑った。




「翔さん、後ろが詰まってますよ。
早く行って下さい」




ニノの声にはっと気がついて、
慌てて楽屋を出た。