今日はレインボーブリッジの日だそうです。

 

僕の友人が建設当時、三井建設で現場監督の一人でした。

 

正式名称:東京港連絡橋

1987年(昭和62年)着工

1993年(平成5年)竣工

同年、8月26日開通

 

設計当時は、豪華客船クイーン・エリザベス2の通過を考慮して橋桁高さ52mあるそうですが、羽田空港が近くにあり高さ規制があったため、余裕持った設計ができなかったそうです。完成後にクイーン・エリザベス2がくぐったことは一度もなかったそうです。

 

最近は豪華客船の大型化が進み、水面より高さ60m〜70mに達するものもあり、世界有数の大型客船はここをくぐれないそうです。もっとも、これらを想定して橋桁を高くしたら登っていくR部分の車道があと数回転余分に必要でしょうし、橋脚も伸びてコストが莫大に増えたでしょう。

その判断も設計においては大変だったろうと思います。

 

また、あれだけの構造物となると、現場監督の人数も僕の友人含め相当いるのでしょう。地図に載る仕事、素晴らしいと思います。

 

Wikiで検索すると、設計者は川崎重工業だそうです。

チームによる設計ということで、それこそ構造設計や設備設計、部材設計者はたくさんいるのだと思いますが、マスターデザイナーとして誰がデザインしたか個人名を出せるなら出した方が良いと思いますが。

 

日本は建築家やデザイナー、知識労働者に対する評価が低いと常々感じています(超有名人は別でしょうが)。職能としての建築家が未だ確立していない(と感じる)。ややもすると個人の好みで好き勝手に作られてしまうという見方をされる。新国立競技場設計者選定時のザハ・ハディドや選定委員の安藤先生に対するバッシングの時は見てられなかった。朝のワイドショーで建築について無知なコメンテーターが言いたい放題だったからな。

 

 

レインボーブリッジ、見たことある?

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↓映画の舞台で一番印象に残っているのはこれかな。