寺島ほのかさん(30代 女性 仮名)

 

ほのかさんはコーチングセミナーに参加された女性です。

自分に自信を持ちたいということと、人間関係がうまくいかないことを悩んで受講されました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

何度かパーソナル・コーチングも受けられましたが前世催眠も受けてみたいですと希望されました。

 

 

3人兄弟の末っ子のほのかさん、モデルのようなすらりとした長身と、キレイな目鼻立ちです。

自分に自信の無い原因は、幼い頃からのアトピー性皮膚炎とのこと。

両親も兄弟も肌のトラブルは無いのに、ご自身だけに重いアトピー性皮膚炎があります。

その皮膚炎にコンプレックスを持ち、自分に自信がないし恋愛にも踏み込めません。

ほのかさんの皮膚炎には、お母さんも心を痛めているそうです。

 

ほのかさんは、「アトピー性皮膚炎や自分に自信を持てないことが過去世に原因があるのなら知りたいです!」と言われます

「前世催眠で原因が見えるかやってみないとわかりませんが宜しいですか?」

と聞いたところ、「やってみたいです」と言われて前世退行催眠を受けられました。

 

【前世退行催眠】

ほのか:

私は日本の時代劇に出てくるような町にいます。

江戸時代なのかな

私は10歳くらいの女の子です、町人のようです。

家は何かの商売をしているみたいです。

いつもお客さんで賑わっています、この時の母親が現在のお母さんです。

たぶん、父親も今のお父さんです。

ある晩、ものすごい大きな声が聞こえてきて飛び起きました。

家事です、町中が燃えています。

家族みんなで逃げましたが私は迷子になってしまったようです。

そのうちに火に囲まれてしまいました

「熱いよ-熱いよ-息ができない 着物に火が付いて燃えている」

はぁーはぁーはぁー

※かなり苦しそうなほのかさん

 

 

水真:

呼吸をしてください、これは思い出だから大丈夫ですよ、

もし苦しかったら起こしますね、

もう少し頑張れますか?

 

 

ほのか:

はい・・

苦しいです、熱いです、お母さ-ん、お母さ-ん

はぁーはぁーはぁー

 

私はこの火事で焼け死んでしまったようです。

身体から魂が抜け出ます。

 

 

水真:

大丈夫ですか?

呼吸をしてください。

もう一つ違う過去世をみてみましょう

この火事を体験することと関係する過去世に行ってみてください。

10 9 8 7・・・・・・1

 

 

ほのか:

ここは外国のようです、私は30歳くらいの男性です

とても気持ちが暗いです、いつも悩んでいます。

やりたくないことをしているようです。

 

 

水真:

やりたくないこととはなんですか?

 

 

ほのか:

処刑の補佐です

一番いやなのは、火あぶりの刑です

罪人を柱にくくりつけて、火を燃やして処刑するものです。

苦しみもだえて泣き叫ぶ様子をみると、可愛そうで、苦しくて苦しくてつらいです。

人間の身体が燃えるときの匂いは酷いものです。

私の身体にもその匂いがしみついて何日もとれません。

やりたくない仕事ですが、私の仕事ですのでしかたなくやっています。

私のこの人生は悩みと葛藤が大きかったです。

人は何のために生まれてくるのか、

なぜ人生には苦難や困難が満ちているのかを考えて、答えが出ないまま人生を終えました

 

 

水真:

肉体を抜いで魂になって上に昇ってください

光の世界に入って導き手がきたら教えてください。

 

 

ほのか:

はい来ました。

私のハイヤーセルフのようです。

 

 

以下ハイヤーセルフとのコミュニケーション

 

 

水真:

ほのかさんの、今世の肉体に表れたアトピーの原因は、火事を体験した過去世と

火あぶり処刑と関係しているのですか?

 

 

ハイヤーセルフ(ほのか)

そうです

ほのかを指さしながら、この子の潜在意識の中に、江戸時代で火事で焼死した際の

苦しみ、痛み、悲しみが今もなおグルグルと渦巻いているんです

本人の意識にはのぼってきませんが、そのエネルギーが肌に炎症という現象を起こしています

この江戸時代での火事は、その前の人生の処刑人としての人生のカルマが表れました

罪の意識、体験した衝撃、苦しみもだえる人の姿、残された家族や仲間の悲痛な様子が、潜在意識にすり込まれて後の人生で現象化しています。

罪の意識から自分で呼びこんでいるともいえます。

 

 

 

水真:

どうしたら解決できそうですか?

 

 

ハイヤーセルフ(ほのか)

潜在意識にある罪悪感や自分を責める思い、火事の苦しみを分離させて、

手放すことです

それから生活習慣も変えなさい、もっと身体をいたわる食生活や運動、休養を取り入れなさい

この子は無意識に自分をいじめています

罪悪感から、チャクラの働きも低下していて、胃腸が弱いです

胃腸を健康にすれば皮膚も健康になるのです

皮膚が健康になれば、他人からの見た目の劣等感も解消します

そうすれば自分に自信が持てる

この子には、生まれてくる前に約束してきて配偶者と子供がいる

そろそろ配偶者と出会うタイミングです

 

※潜在意識の中にあるネガティブな思いを手放すワークをする

分離・終了・浄化のワークです

 

その後、いくつかの仕事や生活へのアドバイスをもらって終了

 

 

ほのか:

火事がとってもリアルでした、息も苦しくなって、ほんとに怖かったです

リアルな夢の中にいたような感じです

でもそれ以上に、つらかったのが、その前の処刑係の仕事です

人が炎に包まれている姿を見るのは、胃腸を何かにギューッとつかまれて、

身体を揺さぶられるような気持ちの悪さを感じました。

あのような過去世があって、あの時の感情が心の深いところにあったんですね

にわかには信じられませんが、あまりにもリアルでした

でも今は、何か重い重荷を肩から降ろしたような気分です

催眠終了

 

 

その後しばらくして、食生活を改善する方法に取り組み始めたほのかさんは、

段々と肌が健康を取り戻し始めたようです。

肌が健康になってきたので、男性にも劣等感を感じないで喋れると言われました

 

 

退行催眠をしていると、時々、体調が改善するというケースに出会います

意識では気づけない潜在意識下の想いが、肉体に影響を及ぼすことがあるようです

ほのかさん、ますます健康になって幸福な人生をお過ごしください

(*^-^*)