長らく堪能したエーゲ海を離れ、いよいよ内陸へと走り出した。
到着した所は今日の宿泊先である、パムッカレという場所だ。
<GoogleMap >

ホテルに着くと、ロビーは何だか賑わっていた。
何だろうとよくよく見てみると、ドレスやタキシード等、着飾った人達がやけに多い。
何かのパーティなんだろうか・・・と思いながら、部屋に荷物を置き、夕食を食べに戻る。

CLOUDNAUT-雲の旅人-

例によって、レストランは巨大なテラスの様に中庭を臨めるようになっている。
味はまあまあ、パンはやっぱり美味しい。香草の入ったホワイトスープが危険であることに変わりはなかった。

中庭からは結構大音量の音楽が聞こえている。そう言えば、中庭にはかなり人集が出来ていた。これは特別なパーティなのか、それとも毎日やっているのか?

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食事を摂っていると、不意に花火の音と閃光が窓の外にきらめいて、なんだなんだと外に出てみると、


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夕刻のグラデーションを背に、そのパーティは華やかに始まっていた。

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花火が上がり、


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飲めや食えや、歌えや踊れや。


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テーブルのキャンドルも映える。


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後で現地ガイドさんに話を聞くと、トルコではこんな風にホテルの中庭を借り切っての結婚式が多いんだそうで。そして徹夜で歌って踊って騒ぎまくるんだそうな。
確かにどこのホテルにも同じ様なプール付きの中庭とレストランが隣に配置されていた。プールはただ泳ぐのではなくて、式場の演出も兼ねていたということか。
皆でわいわいとやる結婚式というのも、次の日から幸せな気分でやっていけそうでいいものかも知れない。偶然だけど、いいものを見せてもらえてよかった。

ただ、音響がなかなか素晴らしく、部屋に戻ってもドンドコドンドコ響いてきたのには参ったが・・・。