それは突然の来訪であった。
前日までは全く、水蒸気の気配も無かったのだけど。

CLOUDNOTE-雲の旋律-

歩くと靴裏にはフォグ、フォグと良い感触。
久しぶりに日本の南海上に前線が通過したので、これは降るだろうと思っていたので予想通りではあったが。

CLOUDNOTE-雲の旋律-

フォトには見えないが、直径3cm位の雪がしんしんと降り続いていた。
まさに北国の装いである。

CLOUDNOTE-雲の旋律-

何気ない団地の風景も途端に情緒ある風情に変わってしまった。

そして一日が終わる頃、彼らは慌ただしく去って行った。