CLOUDNOTE-雲の旋律-

ワイド四つ切「元データ」HAYABUSA写真がようやく来た。

注文していた星ナビ8月号と同じ日に仲良くご到着、である。


星ナビにも「はやぶさ」特集が組まれ、その中にこの写真のエピソードも載っていた。

”一面を空けて待っているから、死んでも撮って来い”

そしてこの一枚。

仕事仲間のお互いの信頼、尊敬、そして期待を数倍にして返す実力。

どちらも凄い、プロの世界を垣間見た瞬間だった。


それにしても、編集データを持っている身としては、比べてはいけないのですが、

圧倒的にこちらの方が良い!

現地の星空の悠久の美しさと「はやぶさ」の瞬間的カタルシスの対比が、臨場感を持って迫って来る。

「はやぶさ」の光には力強さすら感じる。そして、ワイド四つ切にしたことで拡大され、構図も実際のデータに近くなったことで、レイアウトの完成度もさらに上がった。


編集データの方は天の川が強調され、周りの星や「はやぶさ」の存在感が薄れている。そして紫色がCGの様な鮮やかな色になっており、実際の星空とは感じにくい。

編集データはA4だったが、サイズの違いではなく、これらは別の作品だと考えた方が良さそうだ。


まあ、とは言え星はロケハン出来るが「はやぶさ」の流星撮影は一発勝負である。それでこの完璧な作品が残せるというのは改めて恐れ入った。

ちなみにこれを見た母親のリアクションも全然違っていた。


そこから始まった母親との宇宙話は「大気圏って何」(えっ・・そこから?)とか「ロケットはどこまで飛んできたの」(いや、探査機ですけど・・)とか的を得ない話で苦労した・・・。


他のサイトでおススメされていたが、とにかく、ワイド四つ切で買ったのは正解だった。

これは永久保存版になるだろう。