毎朝6時に起きて主人のおべんとうをつくるのですが、なぜかいつも愛犬のジョンと、愛猫のチェリーが、私の足元で、お座りをしてみつめています。それには、わけがあっておべんとうにいれるかまぼこをまっているのです。かまぼこを切り始めるとジョンは、しっぽをちぎれるんじゃないかというほどゆらし、チェリーは、かわいくニャーンとないてまっています。「ちょっとまってね」という言葉にチェリーは、ニャーンとないてこたえるのですが、ジョンのほうは、まちきれなくてまちきれなくておちつきが全然ありません。
この性格のちがいは、なんなんだと思いつつかまぼこをあげるんですが、チェリーは、一切れ食べるとお外にお散歩にでかけ、ジョンは、まだほしくてずーと座ってまっています。「もうこれでおしまい」と言ったらハウスに入ってもっとちょうだいよというような目で私をみつめています。2匹ともそれぞれに個性があっておもしろいなーっていつも思うのです。
ただ朝は、ばたばたと忙しいじゃないですか、そんなときに足元に座られると、チェリーちゃんのしっぽを間違ってふんでしまったりするんです。でも、やっぱりかまぼこには、かてないようです。ふまれてもじーっともらえるまでは、座ってその場から離れないチェリーちゃんです。
