この世界は「モノ」ではなく、「コト」で出来ている。
ガスコンロの火を点けた時、普通、そこに炎が「ある」とは言わない。
「燃えている」と言う。
何故なら、僕たちは炎が物質(モノ)ではなく、
燃えているという現象(コト)だと知っているから。
そしてこの世界の森羅万象も全てそれと同じ。
燃え尽きるまでの時間が人間的目線で短いか長いかだけの違い。
目の前の炎と同じ。
この世界は全て「物質(モノ)」ではなく「現象(コト)」で出来ている。
だから、僕たちは、
「家族を失った」から悲しいのではなく、
「愛していた」から悲しいんです。


