- 虹色ほたる―永遠の夏休み/川口 雅幸
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川口雅幸さんの『虹色ほたる~永遠の夏休み~』を最近読み終えました!
デラ面白かったです。
一年前に父親を事故で亡くしたユウタさん(小6)は、
小学校最後の夏休みに父との思い出の地、
山奥のダムに訪れるも、
そこで雷雨に襲われ足を滑らせ気を失ってしまう。
目が覚めると雨はやんだのか太陽と蝉の鳴声が出迎えます。
テンパるユウタさんの前に質問魔(^▽^;)さえ子ちゃんが現れ質問攻めに。
夕方5時を回ったと知らされたユウタさんは一番近いバス停を聞くも、
近くにはない、自分は歩いて帰るとの返答。
じゃあキミん家どこなのさ!って問うと、
さえ子ちゃんはダムの方を指差します。
そこにはダムに沈められたはずの村が・・・
30年以上前にタイムスリップしたユウタさんは、
そこで2度目の夏休みを過ごすことに。。。
こんな感じで始まる虹色ほたるは、
読んでいてとなりのトトロを観てるみたいにほのぼのできるお話しです(^∇^)
白いワンピースが印象的で、
ユウタさんを従兄弟のお兄ちゃんと慕う妹のようなさえ子ちゃん。
がたいの良いランニングシャツ君のケンゾー君。
そして語り部であるユウタ君。
この三人で過ごす田舎での夏休みは、
「ぼくの夏休み」的な日常で楽しげで、
まず最初の見所はケンゾー君との友情、
そして、さえ子ちゃんとの
ほたるを喩えた生きるということの意味についての語らい、
最後に、お父さん・青天狗・タカシ・芳沢さん等、周りの人の
いそうでいない良い人たちです。
お父さんと青天狗は、特に良いです♪
お父さんは楽観的な理想のお父さんって感じで、
私の脳内では、藤原啓治さんボイスに変換されて読まれてました(笑)
青天狗は、最初頑固じいちゃんというイメージだったのですが、
後半になるにつれ、村を心底愛している
一本筋が通ってる粋なじいちゃんという印象に変わりました。
死生観という小難しそうなテーマとなっていそうですが、
青天狗の最後の演説など言葉が心にゆっくりしみこんできて
感覚で大切さが伝わってくる感じでした
それがまた,読んでいて気持ちよかったです
最後ちょっと駆け足でご都合的でしたが、
大団円,大歓迎の私としては、
読後感もさっぱりして好きでした。
お勧めな一冊ですので是非
