終始撫子さん視点で書かれていますので、撫子さんの心情がそりゃもう、しっかりきっかりくっきりと分かります。
おまじないのせいで、疑心暗鬼に陥って、壊れてしまった教室に向かう途中、
下駄箱で"見えない"白い蛇がいるのを感じた撫子さん。
それからことあるごとに白い蛇は撫子さんの前に現れたので、
そのことを暦さんに相談し、夜会う約束を取り付けます。
アニメイト特典のテレカを取り出そうとすると、お馴染みの白い蛇に次いで、くちなわさんの声も聞こえてくるように。
くちなわさんは言います。
「撫子ちゃんには、俺様の死体を捜して欲しい」と。
死体探しって、スタンドバイミーですか!と私なんかは思っちゃいました。
(そして「 When the night ~」って歌詞が頭に響きましたww)
冒頭部分の回想がほとんど本編となっており、どうしてあんな殺しあいが起こっているのかを、
撫子さんの語り口調で一緒に追っていくように読む形式となっております。
暦おにいちゃんをどうしてそんなに一途に思い続けることができるのか、
が今回でしっかり提示され、少なからず驚嘆しました。
また、今回のお話は、ミステリ風味がかかっていて、私は最後楽しめましたね(^∇^)
アレがあれだからか、易しめのふせんも多かったですし。
数ページしか出ていないがはらさんの存在感の大きさは流石としか言えません。
こういうところは、化物語から一貫している性格は、とても好きです(^∇^)
ひたぎ蕩れ!
ただ、話が続きそうなところで第三部・完
みたいに急に終わっちゃいました。
くそ~、次が楽しみじゃんかo(*≧д≦)o″))
残りは鬼物語と、恋物語。
全裸待機・・・とは言わないまでも、楽しみに待っています

ていうか、その前に傾と花を読まないと・・・(^▽^;)
- 囮物語 (講談社BOX)/西尾 維新
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ここからは、後日談もとい、ネタバレありの感想を。
これは少数派かもしれませんけど「なでこスネイク」で撫子さんが蛇切縄をしていたことを
撫子さん同様、くちなわさんに言われるまで、本当に忘れてました。
忘れていたというより、罪と思っていなかった感じです。
確かに食物連鎖からは著しく外れていますが、それも「仕方なかった」と思ってましたね。
これだけじゃなく読んでいて、本当に撫子さんの考えは分かるって思ってしまうのは、
行動原理が似ているからだと思います。
何事もしんどい、めんどいと考えてしまう。
自己中心的で手前勝手で我が侭で、他人の評価が自分の思っていることと大きく違ったりすること。
多かれ少なかれ誰もが当てはまることですが、私は多かれ当てはまる部類のようでした。
撫子さんの場合は、更に純粋って言うのがあると思いますが。
そういえば、西尾さんが確かダヴィンチのインタビューで、
ヒロインは特定の部分を特出させてるって言っていた気がします。
(例えばひたぎさんはツンデレの部分、羽川さんは誰にでも優しい部分とか)
そう考えると、撫子さんは徹底してしんどいことをしない部分なのでしょうかね

究極の事なかれ主義というか、日和見主義というか、長いものには巻かれろ的な、蛇だけに←上手くない(TωT)
考え方は月日さんように、さっぱりざっくりの方が好感が持てるのですが、
なんとなく撫子さんに肩入れしてしまうのは、そういった共時性があるからだと思います。
今回で撫子さんの内面がかなり濃く酷に描写されていますが、ドラマCDとか小説版も読んでいると
めっさギャップがある! って感じではなかったと思います。・・・多分。
小説版から入った私は推し量ることはできませんが、アニメ版から入ると、花澤さんCVから入ることになるので、
驚く方多そうですwww
たまたま可愛い故の重み。
それ以外の自分の価値は?
そんなことを考えるのはしんどいけど、一生懸命考える撫子さんは読んでていいなって思います。
あと、好きだった台詞は、撫子さんが切れちゃうとこ(^O^)/
「おい有象無象!」からの・・・
「嘘や! 裏切りや! 欺瞞や! 偽善を許してやれる度量を持ちやがれや――ああん!?
いつからお前達は人をえり好みできるほど偉くなったんだ、好き嫌いで人付き合いしてんじゃねーよ!」
そして撫子は最後に―――言いました。 叫びました。
「俺様はお前達なんか大嫌いだ! だけどクラスメイトだぜ、こん畜生が!!」
そしてその後、早退しましたww
それは妥協でなく模索であって欲しいです。
好きになれる部分を模索することであって欲しいです。
理想の人間関係を築こうとすれば、人間強度は上がるかもしれませんが(笑)、友達ができないでしょうし。
盲目とまでではなくとも、嫌な部分も許せる人間関係を作るべきって言いたいのかと思いました。
とりあえず、私はこんな痛い子の発言が大好きです。
『囮』物語について。
物語自体を囮にした今作。
クビシメロマンチストでも思いましたが、語り部が無意識でもそういった捉え方をしたら、
読者はそれを信じてしまうと思います。それは盲目的に。
まぁ心理的な部分ですし、よく読み返すと矛盾点があるかもですが。
結局は幻想と幻聴と妄想と嫉妬と妬みと・・・その他もろもろがトリガーとなって神憑かれた。
私は卒業式の日は、後日談のようでなく、本当に打ち上げしてると思うのですが、
果たして卒業式に待つものは

後2作が楽しみ過ぎます。 いやだから前2作も見なきゃ・・・(>_<)
長かった化物シリーズも一歩一歩クライマックスに!



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