学校では教えてくれない冠婚葬祭のしきたり~戸川利郎(マナー講師)

学校では教えてくれない冠婚葬祭のしきたり~戸川利郎(マナー講師)

マナー講師・戸川利郎が綴る婚礼のしきたりについてのブログです。学校の授業ではな教わらないけど大人になると
必ず直面する冠婚葬祭。様々なシーンで参考にしていただけたら嬉しいです。

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婚約発表パーティーの席では、仲人が決まっている場合は、仲人が婚約の発表をします。

ふたりが知り合うことになったきっかけから、婚約発表日までの経過と、挙式までのおおまかな予定、挙式日などを発表し、仲人としての立場から、出席者に協力を頼みます。

一例をあげますので参考にしてください。

「司会者より紹介いただきました□□です。わたくしども夫妻が、○○君と△△さんの仲人をつとめることになりましたので、わたくしどもから、ふたりの婚約の発表をさせていただきます。

ふたりと、わたくしどもの関係は、ふたりの大学時代にさかのぼり、平成20年4月、ふたりそろって、わたくしのゼミを受けはじめたときに師弟という形ではじまりました。

そのときすでに、ふたりは恋愛状態にあったようで、いつも、隣合わせに席をとりへ仲よく、しあわせそうに受講していたことを記憶しています。

ふたりの話を総合すると、高校が同じで、しかも同級生だった関係で、すでに高校時代から、お互いに顔や名前ぐらいは知っていたそうですが、ふたりだけで話をしたり、デートをしたりするような交際はなかったようです。

ただ、○○君としては、そのころから、かわいくて頭のよい女の子、なんとかして交際のきっかけを作りたいと、もんもんとしていたようです。

それが、たまたま平成20年の3月、同じ大学の同じ学部を受験したことから、○○君待望のチャンスが訪れ、ともに合格したことによって、急速に、学友としての、そしてまた恋人どうしとしての愛情が深まったようです。

社会に出てからのふたりについては、わたくしどもより、ふたりと会う機会の多かったみなさんのほうが、よくこぞんじのことと思います。

ふたりが婚約することになったのを、わたくしどもが知ったのは、今年の正月、ふたりいっしょに遊びに来てくれたおりで、そのとき、ふたりから、仲人を頼まれ、その後改めて、ふたりのご両親にも頼まれまして、わたくしども夫妻がお引き受けさせていただくことになったしだいです。

仲人として、本日、ここに、ふたりがめでたく婚約したことを発表いたします。

結婚式は、今秋11月3日、文化の日に、東京港区赤坂の○○で挙げる予定になっております。

みなさんには、いままでのふたりへの友情とご交誼を感謝申し上げますとともに、こんごとも、よろしく、ふたりにご指導とお力添えを賜わりますよう、お願い申し上げます。

本日は、ささやかな婚約発表のパーティーではございますが、ふたりの喜びと皆様への感謝の気持ちがこめられていますので、ひとつ、お菓子でもつまみながら、ごゆっくりと思い出を語らい、ふたりの未来に花をそえていただきたいと思います。

いささかいたらないあいさつとなりましたが、これをもちまして、仲人のあいさつとさせていただきます」

 


戸川利郎(マナー講師)