「貴広が心配だ。」「貴広は何処に行った!?」
僕がフラッと散歩に歩くと大騒ぎだったらしい。
トンドと呼ばれるフィリピン1のスラム街に行ってきた
http://www.pasco-ph.com/main/index.php?pid=415
の記事にもある様にフィリピンで最も犯罪率が高く、僕のような物好きなヤツくらいしか立ち寄らない。
民家だって酷いもんだ。
窓や換気扇は無いに等しくお昼だろうが中は真っ暗。
トイレだって粗末なベニヤ板一枚で仕切られてるだけで、暗いからよくわかんないけど多分水は流れてないだろう。
自分が男である事を神様に心から感謝した。
それに床だって常に濡れてるし、ゴキブリの足音が絶え間なく聞こえる。
暗くて殆ど見えない分感覚が研ぎすまされて余計に気味が悪い。
衛生面は最悪の一言
でも、そんな犯罪率や劣悪な環境なのに「何で!?」ってくらい皆はフレンドリー。
何処何処に向かっているって言うと道案内してくれるし。友達紹介してくれるし、バイク乗っけてくれるし、もう大変。
ストリートを歩いていると子供達が集まるわでハーメルンの笛吹きのよう。
兎に角めっちゃチヤホヤされてまんざらでもない僕。
特にこの日お世話になったおじいさんは無口で仏頂面だったけど本当にいい人で、このスラムで生き抜く事がどういう事か全てが顔に表れている。
男の顔は履歴書だとは良く言ったモノ。
そこに言葉は必要ない。ただ直感で分かる。この人はとんでもない人だって。
因にこの日たまたまおばあちゃんのお葬式だった。
フィリピンのお葬式は殆どがカトリック式。ただ少し違うのは、お金がないという事。花や香典を用意出来ないからトンイツってトランプを使った言う賭け事をやる。
っていうか別にお葬式じゃなくても彼らはコレを毎日やってる。
その辺がやっぱりフィリピンっぽい

