「物語り」というものは、よく練られた末にエンターテインメントに成り得るべくしてなるものでありますが、プロットととしての面白さよりもストーリーを重視するものがあったっていいはず。だから、みんな自分の事を「物語る」のであって、そこに意図を組み込まなくても、ストーリーとして刻まれる「記録=BLOG」があるわけです。日々の積み重ねが、各々のストーリーを作っていくわけであり、多少の興奮と微小な厭世観をもって、webという世界で自らを物語っていくのが今や日記のスタンダードになりました。


私は、再三Blogに愛想を尽かし、mixiに愛想を尽かしてもなお、自分の事を物語るのがやめられないようです。


いずれは大きな流れのストーリーになれば、と。その中で、時たま小さなプロットで小気味良いウィットを効かせられれば、幸いです。それでは、日記を始めさせて頂きます。皆様、よろしくお願いいたします。



源源源 記