新幹線の中の出来事である。
座っているシートに 後ろの席から何度かガタガタと当たってくるものがあった。
しばらくの間、そのガタガタが続いていた。
なんだろう?
棚から荷物を取るついでに後ろを見た。
歳は80を超えているだろうか
二人ともグレーの上着を着た老夫婦の姿がそこにあった。
車いすをたたんでいる おじいさんがいた。
そして その作業は ほとんど終っていた。
(しまった!もっと早く気付けば 車いすをたたむの 手助けできたのに。。と、 後悔)
おじいさんの肩にチカラなく寄りかかっている おばあさんがいた。
たぶん、自分の力では 立つことができなくなっているのだろう
子供をあやすように、
おじいさんは おばあさんの髪に手を当て、
『とんとん』しながら
なにか 話しかけていた。
二人とも笑顔だった
・昔のことを 思い出しているのかな?
・・こうやって 何十年も寄り添ってきたんだろうな
・・・助け合いながら 生きてきたんだろうな
なんだか 胸があつくなった。。
幸せを分けてもらった気がした。
幸せの定義? ってなんだろう
幸せの条件? ってなんだろう
かたちは無いけど、ココロは豊かでありたい
