奥田英朗のオリンピックの身代金 上を読んで。

 

東京オリンピックのテロを盾に身代金を要求すると言う事件の作品です。

 

5歳の時に東京オリンピックを浦佐の家の白黒TVで近所の人と一緒に観て感動した事を、ついこの間の事の様に思い出しました。

 

テレビがカラー化したり、自家用車を持ったりしはじめる人が出てきたりと、高度成長期の華やかなイメージを感じ取る事が出来た頃でした。

 

そんな中、裏で奴隷の様な生活を送っている人がいることを初めて知りました。

 

この時代の光と闇をあぶりだした作品となっています。