東野圭吾の「同級生」を読んで

 

高校生が主人公のミステリーです。

 

自分の高校生時代は随分と昔の事です。

 

昨晩大学時代の友人から電話が携帯に入りました。この友人は、埼玉の浦和の住人で、1年に1回は会っているのですが、昨晩は「ちょっと変るから」と急に言って・・・・

 

携帯に出てきたのは30数年ぶりに耳にした声でした。「俺だよ。俺だよ!」と。少し声の質は変りましたが、「え!○○!」静岡出身の親友でした。

 

大学時代の頃が走馬灯のように蘇ります。「同期の○○は教授になったんだよ」と教えてくれるし。懐かしい限りです。涙腺がゆるくなります。

 

「友達っていいなー」「会いたいなー」と感傷にふけります。

 

「あーと。すみません」

 

「同級生」に戻ります。

 

どんどん読めて面白い作品です。

 

高校生の純粋な気持ちと葛藤が描かれています。

 

誰かを想う気持ちは深くて尊いものですね。

 

どこかに置き忘れてきてしまった感覚が戻ってきました。お勧めの1冊です。