昨晩 一気読みした「パラレルワールド・ラブストーリー」を読んで。

 

東野圭吾作品です。

 

主人公が毎日乗る電車で、それに併走している電車の、いつもの時間に見かける女性に恋に落ちます。→ なんか東京での大学生活を思い出します。(新潟では、新幹線以外乗車したことがないからです。)

 

その女性とは、親友の恋人として紹介されお話は進んでいきます。

 

しかし、何故かその女性は自分の恋人として同棲しているという?

 

訳の解らない展開です。

 

現在の記憶と現実とは違う不思議なもう一つの記憶。

 

どちらが本当の記憶なのか。

 

それを解き明かしていくと言う作品です。

 

恋愛と友情。忘れたい記憶と忘れたくない記憶。自分の強さと弱さ。

 

昔の記憶(歴史)から今が存在するので、その記憶が曖昧になると、自分の存在自体が危うくなっていく。と言う非常に切ない気持ちなる作品でした。

 

切なくはなりますが、次は次はとあっという間に読破します。

 

お勧めです。