こんにちは、Cleraです。

友達や同僚、家族と「昨日何した？」「今何してるの？」のような会話は日常茶飯事だと思います。これを英語で考えた場合、「What did you do yesterday?」や「What are you doing now?」のような文章が思い浮かぶのではないでしょうか？もちろん、これらは正しい表現で何も間違っていませんが、実際にネイティブは、「do」の代わりに「get up to」という表現をよく使います。そのため、今回は、「get up to」の意味と使い方を紹介したいと思います。

【今回のテーマ】

「『get up to』の意味と使い方を学ぶ」

◯「do」＝「get up to」

『意味と使い方』

英語の辞書サイト、Macmillan Dictionaryによると、【get up to something】で「to do something, especially something that you should not do」とあります。つまり、「(何か)をする」という意味で、特に、「(何かするべきではないこと)をする」という場面で使うことが多い表現になります。正直な話、ネイティブの間でも若干意見が分かれ、①「(何か)をする」つまり、"do"と同じ感覚で使うという人もいれば、②「（何かよくないこと）をしでかす」時に使う表現だという人もいるので、そこの解釈は地域や環境次第によって異なります。個人的には、会話の流れで、相手がどのような意図で言ってるのか判断する必要があると思います。今回は①の使い方を解説していきます。

※基本的には、友達同士で、「今日何したの？」「昨日何したの？」と聞く時に最適な表現で、カジュアルな表現になります。そのため、逆に、上司や目上の人に対しては、使わない方がいい表現になります。

『ポイント』

「do」を「get up to」に置き換えて使えるカジュアルな表現になります。

※「get up to」の後に、さらに「do」を付け加えないように注意して下さい。

『例文』

例文：日常会話1

Clera: Hi, Jack. How are you?

　　 (やぁ、ジャック。元気？)

Jack: Good. You were off yesterday, weren't you? What did you get up to yesterday?

(グッドだよ。昨日休みだったでしょ？何したの？)

Clera: 例1)Well, I was at home yesterday. I didn't get up to anything.

(あぁ、昨日は家にいたよ。何もしてないね。)

例2)Well, I went to the movies to see Wreck-It Ralph2.

(あぁ、シュガーラッシュ2を見に映画館に行ったよ。)

例文：日常会話2 電話

Jack: Hello. This is Jack. What are you getting up to now?

(やぁ、ジャックだよ。今何してるの？)

Me: I'm watching TV. What's up?

(テレビ見てる。どうしたの？)

（他の例）

・What did you get up to on your holiday.

(休日何してた？)

・What have you been getting up to?

(最近、どうしてた？)

・What are you getting up to today?

(今日何やるの？)

まとめ

今回は、「『get up to』の意味と使い方を学ぶ」というテーマをもとに、「do」＝「get up to」の使い方をまとめました。特に「What did you get up to yesterday?」は、「What did you do yesterday?」と同じくらいよく聞く表現になります。私は、この表現をハワイに留学していた時に初めて聞いたのですが、何言ってるのか分かりませんでした。是非、この機会にこの表現を覚えて、「What did you do yesterday?」だけでなく、「What did you get up to yesterday?」も使ってみて下さい。

「get up to」と似たようなフレーズで「be up to」もあります。その違いを分かりやすく解説しましたので、こちらも参照下さい。

ネイティブがよく使う「What did you get up to yesterday?」とは？