何晩目かの月 この月が半分を過ぎて 何日か前の晩から月の大きな顔に覗き込まれながら 夜毎かたちを変えつつも横顔を覗かせてる わたしは顔色を伺いながらゆっくりと家路に向かって 首も痛いし目も合わせられない * * * * * * とにかく夜の空気が冷たくて、足元からうえにうえに冷たくなっていく そんなときに限って話したい誰かが居て 寒いのに寒いって言えないながらもそとでゲラゲラと笑いながら長話をしちゃう寒い夜なんだな とまらない