ひとりのり ふたりのり -13ページ目

ひとりのり ふたりのり

おだやかに たおやかに 

 

この月が半分を過ぎて

 

何日か前の晩から

月の大きな顔に覗き込まれながら

 

夜毎かたちを変えつつも

横顔を覗かせてる

 

わたしは顔色を伺いながら

ゆっくりと家路に向かって

 

首も痛いし

目も合わせられない

 

 

 

* * * * * *

 

 

 

とにかく夜の空気が冷たくて、

足元からうえにうえに

冷たくなっていく

 

そんなときに限って

話したい誰かが居て

 

寒いのに寒いって言えないながらも

そとでゲラゲラと笑いながら

長話をしちゃう

寒い夜なんだな

 

 

とまらない