歯科衛生士クレマチス
がん患者よ、
近藤誠を疑え
近藤誠(著)・・・2013年4月、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を設立。
第60回菊池寛賞受賞
P.156~
抗がん剤の毒性には、患者が症状として体感できないもののほうが圧倒的に多いのです。
なかでも、致命的となりやすいのが「骨髄抑制」です。
抗がん剤は患者の骨髄を全身的に破壊します。
そして、骨髄が破壊されていくにつれて、ウイルスなどの外敵をやっつける白血球の数が減少していきます。
・・・・・最近は、自宅からの通院で「抗がん剤治療」を受けることのできる「外来化学療法センター」の類がしきりに宣伝されていますが。
抗がん剤は「百害あって一利なし」なのです。
「入院」でやろうが、「通院」でやろうが、有害無益なものは有害無益です。
近年、「通院化学療法」が急増している最大の理由を一言で表現するならば、病院や医者の側の経済的合理性、平たく言えば「財布の都合」です。
現在の診療報酬制度では、短期間で病床を次々と回転させていかないと、病院の収益が上がらない仕組みになっています。
かなり、省略してありますが・・・
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本来、
治療法も、健康法も、死生観も、人生観も
医師(他人)に委ねるべきではないんですね
後悔のないように
みずから選択決断
つづく。