コーヒー片手に床に座ってぺちゃくちゃと。
彼女の飲み会の翌朝の光景でございます。
定番。
飲み会に行った翌朝は、
当然のように起床時間は遅くなりますので、
んーーーー
と、彼女のよく寝たことを表す声が、
寝室から聞こえてきますと、
僕はお湯を沸かす準備をし、
彼女に、
Good morning
そう言いに寝室に行きます。
Good morning
と、まだまだ眠たそうな声で返してくださいます。
二度寝はしない彼女でございますので、
彼女の「Good morning」が返ってきますと、
僕は沸いたお湯でコーヒーを淹れます。
コーヒーを蒸らすためにお湯をそっとかけると立ち昇る、
その最初の香りがどうしようもなく好きな僕でございまして、
kittyがなにかを嗅ぐときに、
鼻を近づけ過ぎて、
その物が鼻に付いているときがありますが、
僕もコーヒーの粉が鼻に付いてしまうときが
あります。
良い香りというものは、
遠近感を狂わす危険性があるようでございます。
さておき、
淹れ終わったコーヒーをカップに注ぎ、
豆乳をたっぷり入れて、
横たわってスマホを見ている彼女の元へ。
Thank you, nice man
Where is he?
なんて、でたらめなキャッチボールをしますと、
ようやく彼女は起き上がり、
床にぺたり。
そして、コーヒーをすーっとひと啜り。
カフェインの効果はいかほどか分かりませんが、
ひと啜りだけで、
彼女は目覚めのスイッチが入るようでございまして、
枕を体の前で抱き抱えながら、
昨晩のお話をしてくださいます。
面白い部分をかいつまみながら、
彼女も思い出し笑いをしながら。
kittyも参加したいのか、
僕たちと三角形を形成するように、
定位置にちょこんと。
彼女の飲み会の話を入り口に、
話はあちこち飛んで飛んで、
二十分ほどぺちゃくちゃいたしまして、
コーヒーがなくなると、
お開きでございます。
大人同士の会話はつまらない
小さい子どもが感じるように、
kittyもそう感じているのか、
お開きを迎える頃には、
うとうとあちら側に片足を。
彼女の飲み会の翌朝は、
いつもとてもpeaceful。
彼女が飲み会に行くと聞くと、
心のどこかで少しわくわくしている僕でございます。