1997年に発売された木住野佳子(きしの よしこ)3枚目のアルバム『ランデヴー』です
ジャズピアニスト木住野佳子。
小中和哉監督の『星空のむこうの国』(1986年)で映画音楽を担当し、1995年にはデイブ・グルーシン&ラリー・ローゼンが設立したGRPレーベルから華々しくデビューしています。
それ以来これまでに20枚近くのジャズアルバムを発表してきました。
『ランデヴー』のプロデューサーはニューヨークを拠点に活躍しているフィリップ・セスです!
フランス出身のキーボード奏者で、シンセサイザーのプログラミングがとても上手いサウンドクリエイターです。
日野皓正、T―スクェア、マルタ、角松敏生といった人たちのプロデューサーもつとめたことがあって日本とは縁の深いアーティストですね。
フィリップ・セスが手掛けたことによって木住野佳子の作品群のなかでは唯一スムースジャズに仕上がってます
聴きやすくてオシャレなジャズ風の音楽といった感じでしょうか
さりげないシンセの使い方にセンスを感じます。
それでは『ランデヴー』からオリジナルを一曲。
木住野佳子/ ジェンガ
木住野佳子(ピアノ)
マーク・ジョンソン(ベース)
エイブ・フォーグル(ドラムス)
シロ・バプティスタ(パーカッション)
フィリップ・セス(シンセサイザー)
80年代のフィリップ・セスはとんがった印象でしたけど、このアルバムでは一転してソフトです
じっくり聴くも良し。BGMとして聴くも良し。
耳にやさしいサウンドですよ