1980年に公開されたジャッキー・チェン主演の映画『バトルクリーク・ブロー』のサントラ盤です音譜

 

 

もう40年前になるんですね(°▽°)

 

このレコードが発売されたのがたしか9月頃だったと思うんですけど、それまでシングルレコード600円だったのが700円に、大半のアルバムでは2500円から2800円に変わりました。2学期になったら一気に値上りしてたんですよねえ。

このレコードを見るとそのことをまず思い出します(^_^;)

 

 

『バトルクリーク・ブロー』

 

音楽ラロ・シフリン。

 

「スパイ大作戦」「ブリット」「ダーティ・ハリー」「燃えよドラゴン」など、アクション系の映画が多いですね。

 

 

 

 

ラロ・シフリン

1932年、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれ。

父はブエノスアイレス交響楽団のコンサートマスターを30年つとめた人で、そんな父から音楽教育を受けてきました♪

そして映画ファンのラロ・シフリンはブエノスアイレス大学の映画学科を卒業します。

 

その後パリ音楽院に留学してオリヴィエ・メシアンから作曲を学びましたニコニコ

 

 

 地元に戻って短編映画の音楽を手掛けていたところ、巡業中だったジャズの巨匠ディジー・ガレスピーに認められ彼の楽団にアレンジャーとして迎えられます。

カウント・ベイシー、スタン・ゲッツなどのジャズメンの仕事もしました。

 

 

 

映画『バトルクリーク・ブロー』は1930年代のシカゴが舞台。

ラロ・シフリンお得意のジャズを生かし、全体にエッジの効いた音楽に仕上げられました。


それではアルバム『バトルクリーク・ブロー』のA面2曲目から、

ラロ・シフリン / FAST MOVES


映画の場面からどうぞ音譜


 
 シカゴの中華街で中華料理店を営む父のところへ恐喝に来たドミニチ(マフィア)の子分たちを主人公のジェリー(ジャッキー・チェン)がやっつける場面です。
父から手を出すなと言われたジェリーのとぼけたアクションが笑いを誘います。
その動きとシンクロしたラロ・シフリンの軽妙な音楽が見事ですヨ音譜

このレコード、何気に名盤デス!