令和5年7月。
西土佐で亡くなった方のお墓詣りのために
訪れた四万十。
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初日の移動では大雨で道路が通行止めとなったため
四万十への到着が大幅に遅れるなど、
結構苦労しました。
それでも居酒屋好きの我々は、
この日も四万十市中村にある居酒屋へと繰り出しました。
少々寂れた感があるアーケード街を進みます。
懐かしさを覚える小さな路地を通ったりしながら・・・
訪れたお店は「たくみ」さんです。
四万十市で数ある居酒屋を訪れましたが、
このお店は初めてのお店で、わくわくします。
こちらは付き出し。
マッシュポテトのようで、手作りでした。
こちらがメニュー。
郷土料理の「カツオのたたき」や「青さ海苔の天ぷら」のほか、
一般的な料理も並んでいます。
まず注文したのは、「揚げだし豆腐」。
出汁が効いており、とろろ昆布も載っていました。
飲み物は、角ハイボールを注文したのですが、
あまり上手に作っていなかったため、おかわりはせずに、
四万十の柑橘「仏手柑(ぶっしゅかん)」で作った、
「ブッシュハイ」を注文。
そして、「青さのりの天ぷら」。
中がモチっとした揚げ方となっていました。
天ぷら汁ではなく、藻塩で食べるようです。
あっさりとして、キュウリと茗荷の和え物のような料理も注文。
箸休めです。
その後、郷土料理には地酒が一番、
というわけで土佐鶴を注文。
青さに合う~お酒です。
なぜかエビの唐揚げも注文。
普通のお味です。
店内についてですが、カウンターと小上がりのテーブル席のみです。
客層を見ると、観光客はおらず、地元のなじみ客という感じでした。
そのためか、おもてなし感はほとんど感じられませんでした。
居酒屋「たくみ」では、完全なアウェイ状態で疲れたので、
もう一軒行くことに。
馴染みのお店「ひがし」です。
予約なしの突撃でしたので駄目かなと思ったのですが、
カウンター席は空いているとのこと。
速攻で入店しました。
突き出しです。
もずく、照り焼きなど。
「ひがし」さんで、いの一番に注文したのは、
鰹の刺身です。
高知といえば鰹ですが、
この旅ではずっと食べておらず、
もはや「鰹が食べたい~」という中毒状態でした。
戻り鰹ではないですが、
脂がのってとても美味しかったです。
続いて、こちらもこのお店に来たら必ず注文する「白身魚の土佐酢和え」。
酸っぱすぎない、絶妙な酢加減が自慢の一品です。
これに地酒「土佐鶴」を飲むと幸せな気分になります。
こちらは「だし巻き卵」です。
昨今の物価高による卵の値上げのためか、
こちらの料理も値上がりしていました。
それでも美味しかったです。
「ひがし」さんで軽く一杯飲んで、
お店を後にしました。
四万十市中村は人口に比して、
飲み屋が多い町と言われています。
狭い路地にもたくさんの居酒屋が照明を灯していました。
古そうなお店がたくさんあります。
スナックも多いです。
そんな路地を歩き進め、
本日、本当に行きたかったお店は、ここ↓
店名は不明。
店内からは、地元民らしき客の声が聞こえてきます。
が、外からは中が全く見えないため、
入る勇気が湧かず、入店を諦めたのです。
次回、もっと酔っ払って気持ちが大きくなったときに、
思い切って入ってみようと思います。
この日、これにて退散。
夜空には、きれいなお月さんが我々を見守るのように、
明るく輝いていました。
つづく。

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