令和5年春。
仕事兼私用で島根県浜田市へやってきました。
昼間に業務を片付け、ホテルで一休み。
そして夕方になると毎度のごとく、
夜の町へと繰り出します。
浜田駅近くにあるホテルに宿泊したため、
飲み屋街もすぐ近くです。
こちらの飲み屋街は、
「銀天街(ぎんてんがい)」と呼ばれています。
昔は、書店や洋服店、子供服店などの一般のお店が多かったのですが、
近年では飲み屋街となり、居酒屋や飲食店のお店が多くなりました。
そのため、お昼はお店が閉じて暗く、
夜に花開いて明るくなる、といった感じです。
ホテルを出て銀天街を歩くと、
浜田市を中心とした西部地域で盛んな郷土芸能「石見神楽」を
モチーフとした看板やオブジェをたくさん見かけました。
「どんちっちタウン」と呼ばれているようです。
ちなみに「どんちっち」とはこの地方の方言で「魚」を意味しています。
看板のオブジェは、神楽に出てくる人物や大蛇です。
銀天街はアーケード街となっています。
山陰は雨が多いので、
天候が悪くても歩行がしやすいので安心ですね。
さて日選んだ居酒屋は「笑々もん家」さん。
焼き鳥の専門店です。
個人的な見解ですが、
浜田市は人口の割に、焼き鳥店が多いような気がします。
この銀天街と銀天街近隣には4軒あり、
どの店も美味しいです(「栄八」、「でん助」、「いいかげんや」等)
銀天街の交差点近くにあるビルのエレベータを上がり、
ビルの二階にお店はります。
店前に時短営業の告示がありました。
どうやら22時半までのようです。
カウンター席に案内され、早速ドリンクを注文。
一杯目はやはり「角ハイボール」
そして、こちらが焼き鳥のメニュー表。
おまかせメニューだと、一本あたり100円となるので、
お得です。
もちろん、アラカルトで注文することも可能です。
突き出しです。
つくね、ナムルのようです。
突き出しのメニューは変化がないのか、
いつもこのつくね、ナムルが出されます。
レバー、軟骨が来ました。
味付けは、タレ、塩が選べるのですが、
タレを選択しました。
つづいて、ずりとハツ(心臓)です。
皮とねぎま。
どの焼き鳥を食べても美味しかったです。
焼き鳥だけだと飽きるので、
ちょっと変化して、だし巻き卵を注文しました。
味付けは薄くもなく濃いくもない感じです。
そして揚げ出し豆腐。
だし汁に、カツオ、刻み海苔、大根おろしが入っています。
衣が堅くなく、料亭のお味といった感じです。
焼き鳥以外のメニュー表です。
お安い値段の料理が並んでいます。
角ハイボールに続いて、焼酎を注文。
焼酎はボトルキープもあります。
キープ代が安いので、キープがおすすめです。
厨房では、
マスターと女性定員が料理を作っていました。
店員は女性のみで、3人くらいいらっしゃいました。
マスターをはじめ、定員の皆さんともに接遇がよく、
気持ち良く飲むことができます。
焼き鳥が美味しいので、
追加注文しました。
ネギ、皮です。
そして、手羽先の唐揚げ
野菜不足を補うため、サラダも。。。
料理に合わせて、焼酎でグビッと一杯。
最高ですね。
大食漢の我々、
つくね、レバー、なんこつなど、さらに大幅に追加注文。
21時。
すっかり食べ過ぎました。
お勘定は二人で9,000円弱。
二階のお店から一階へと降ります。
外は暗くなっていましたが、
銀天街のアーケードと居酒屋のネオンは煌煌と照っていました。
ふと気づくと、駅前から笛や囃子が聞こえてきました。
どんちっちタウンと書かれた看板の先、
駅前にある社の屋根のようなモノが上へと上がっていくのが見えます。
からくり人形ならぬ、からくり神楽です。
毎時ごとに約10分くらい動くようです。
一番上は大蛇、やまたのおろち、囃子や笛を吹く人。
カラクリ人形のように大蛇などが囃子や笛に合わせて動いています。
石見神楽をPRするためのしかけでしょう。
しばし石見神楽のカラクリ人形を見続けたのち、
駅近くのホテルへと帰ります。
こうして浜田市の夜を終えました。
松江では美味しい焼き鳥店はあるのですが、
単価が高く、ほとんど行きませんが、
こちら浜田では安く美味しい焼き鳥を食べられて、
本当に満足しました。
これから、浜田では他のお店も訪問したいと思います。
乞うご期待。
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