北海道旅行二日目の夜。
手足が凍えるほど寒い中、
居酒屋を求めてアーケード街を彷徨います

しっかりと下調べもせず、
わずかな時間でネットで調べた居酒屋へと向かいます。
予約無しの飛び込みです。
部屋といっても店内に出入りする客にまる見えで、しかも入口付近であるため寒々とした環境です

またテーブルは迎い合わせではなく、
二人並んで座る形式。
目の前には大きな壁が立ちはだかり、
開放感も何もありません

店内が満席ならともかく、
我々が開店一番の客で他に誰もいないのに
何故このような席に座らされたのだろう、
と疑問に思いました

少なくとも、
もっと中にある、暖かい部屋を提供して欲しかったです

災難はそれだけで済みませんでした。
メニュー表を見ると「席料550円」 という文字を発見。
せきりよう500円???
ふ~う。と一息入れてから
「なんじゃそりゃあ~」
と「太陽に吠えろ」で殉職する刑事のような雄叫びを叫んでしまいました(心の中で)

貧乏人の我々には、
席料500円はありえません。
一言で言えば暴利です。
通常、一回当たりの飲み代は、
二人で7,000円から高くても10,000円以内。
席料・付出しが500円もすると、
二人1,000円にもなるのです

「そりゃないぜ~、セニョリータ~、ファッキングロックンロー」と、映画「セックスとウソとビデオテープ」のセックスピストルズを混ぜ合わせた心境でした

いやまあ、味と値段が合っていれば問題ないですけどね。
料亭や割烹などの高級居酒屋だと当然値段が高いですが、その値段に合った付きだしや先付が出るので納得できます。
でも、ここは高級居酒屋ではないので、
そのほかの料理も含めて味と値段のバランスに、納得いかなかったわけです。
ちなみに、
牡蠣フライ、値段 759 円。
卵焼き、759円。
総じて値段が高い気がするのです。
このまま飲み続けると破産します

気持ちに収まりがつかず、
一時間もせずに二軒目に行くことを決意しました。

二軒目の飲み屋は「らく天」というお店。
たまたま地元の住民と話す機会があり、
お勧めいただいたお店です

こちらは落ち着いた、お洒落な料理屋さん。
婦人画報の記事にも取り上げられそうな、
大人の隠れ家という感じです

しかもお通しは300円

一番搾り生は600円

メガハイボール500円
NHK連ドラ「まっさん」で有名になったニッカウヰスキーの本拠地・余市が近いせいか、お得な値段となっているようです
そして、北海道に来て、
その美味しさを知った「ホタテの刺身」。
こちらは、なめろうのようにショウガやネギを加えた創作料理(刺身)です。
こんなホタテの刺身の食べ方があるなんて・・・知りませんでしたが美味しかったです

値段は650円でした。
その他、おでん五品で1,000円

、米宗純米大吟醸500円




合計3,850円でした。

お手頃の値段で料理のお味も美味しく、
先の居酒屋への不満を挽回できたと感じました。

安心して眠りに着くことができます

いろいろありましたが、こうして小樽の夜を終えました。
明日は旭川へと向かいます

つづく

高知県好きがおすすめのする高知の特産物です