令和3年8月の終わり。
四万十花火大会が延期となったため、
島根県奥出雲町へ蕎麦を食べに出かけました。
今回の蕎麦屋は、スサノオノミコトの妻である稲田姫を祀った神社、
稲田神社の境内にある「ゆかり庵」です。
↓「ゆかり庵」 についてはこちら↓
蕎麦を食べた後、
同じ境内にある稲田神社へお詣りします。
神社本殿は、
蕎麦屋のある社務所からすぐ近くにあります。
舗装などはされておらずむき出しの土のままの境内でした。
まずは手水で清めます。
水道の蛇口が付いていました。
そして本殿へと向かいます。
出雲大社と比べ、それほど大きい社ではありませんでした。
スサノオノミコトの妻である稲田姫を祀っているのですが、
大きい社だと思っていたので拍子抜けしました。
しかし・・・
思いがけないどんでん返しがこの後、待っていました。
本殿へと近づき、お詣りします。
参拝方法は出雲大社と同じ「二礼、四拍手、一礼」なのでしょうか?
分からないままお詣りしました。。。
前述しましたが、出雲大社よりも小ぶりで、
しめ縄も出雲大社ほど大きくありませんでした。
しかし、格式感が漂っています。
社名の横には彫刻が左右に施されています。
ただ朽ちており、何の彫像なのかは分かりません。
スサノオがやっつけた、ヤマタノオロチにも見えますが・・・
こちらの彫像も分かません。
何やら顔のようにも見えますが、何の彫像なのでしょうか?
参拝後、本殿の裏側へと回ってみました。
大社造りかもしれないと思い、
後ろへと続く社殿と千木が見れると思ったからです。
ところが・・・
進んでみると、なんと別のお社があったのです
お社は一つだけかと思っていましたが、
奥の院があったようです。
あらためて見ると、
しっかりと「稲田神社」と書かれていました。
そして、お社の扉には、
「姫」と書かれています。
おそらく、こちらの社に稲田姫が眠っていらっしゃるのでしょう。
畏怖の念を感じ、
深々とお詣りをさせていただきました。
奥の院のお社全体を眺めてみると、
大社造りっぽい建物であることが良く分かります。
すべて「女木」となっています。
それにしても、なんとも素晴らしい神社でしょう

先ほどの本殿のお社がちょうど真後ろに造営されていることが分かります。
残念ながらあまり参拝客はいませんでした。
社務所の蕎麦を食べにくる人は開店前から並んでおり、
多いようですが、神社まで参拝するひとはあまりいないようです。
また参拝したとしても、果たして奥に位置する奥の院まで行く人は、
ほとんどいないでしょう。
神社の社務所へ蕎麦を食べに来たのであれば、
少なくとも本殿へとお詣りすべきだと思います。
蕎麦を食べたら終わり、というのは本末転倒で、
神社に対して失礼ではないでしょうか?・・・
と、少し憤慨してしまいました

稲田神社は空気が澄んでおり、
清らかなものを感じさせる神社です。
機会があれば再び参詣したいと思いました。
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