令和3年8月下旬。
雨が多く、多くの災害をもたらした年でしたが、
もう夏も終わりに近づいています。
本来なら四万十花火大会があり、四万十旅行に行っている時期ですが、
残念ながらコロナのせいで11月に延期。
晩夏を過ごす毎年の行事だったので、大変残念な気持ちでいっぱいです。
ということで、本来四万十旅行へ行く日は何も予定が入っておらず、
何もすることがありませんでしたので、日帰り旅へ行くことにしました。
コロナによる都道府県間の移動は自粛となっているので、
今回は比較的近場を、ということで奥出雲町へと向かいます。
奥出雲町は、中国山地の山間にある町ですが、
出雲そばが美味しいことで有名で、
これまでもいくつかのお店を訪問しました。
今回訪れるのは、奥出雲町にある蕎麦屋「ゆかり庵」です。
一般国道314号線を通り、奥出雲町内へと入ります。
ここ奥出雲町は道路沿いに新しい建物が多く、
明るく綺麗な感じがします。
町中をぬけ、郊外にある稲田神社へと向かいます。
町から車で約5分。
一般道をまたぐ形の鳥居が見えました。
ここが稲田神社です。

そして境内の社務所にあるのが、お蕎麦屋さん。
11時からのオープンですが、
15分前に来た時にはすでに予約待ちのお客が3組ほど並んでいました。
車のナンバーを見ると・・・
緊急事態宣言が出ている隣県からも来ています。
都道府県間移動を控える、というのは守られていないですね
お店は社務所も兼務しているようで、
正面から見て右には御朱印を押すカウンターがあります。
いわば社務所内でお蕎麦を作っているということでしょうか。
変わった形態のお店ですね。
時間きっかり11時までお店は開きませんが、
予約台帳が置いてあるので、順番に待つことができます。
ちなみにこのお店(社務所)の奥には、
稲田神社が見えます。
玄関前にはお蕎麦についての看板もありました。
石臼で挽いた、十割蕎麦のようです。
玄関先にはお蕎麦を食べる座敷が見えます。
お店も結構古い建物を利用しているようです。
11時きっかりに開店。
予約台帳に書かれた予約順に名前と指定されたテーブル番号が呼ばれます。
好きな席を選ぶことはできないようです。
幸い、我々は庭の見える側の席へと案内されました。
縁側のトビラは外されており、開放的な空間が広がっています。
庭の見える縁側です。
夏ですが涼しい風が吹き抜けており、
扇風機のみでも涼しいところでした。
建物は古民家らしい造りで、
ふすまを取っ払った大広間の部屋でした。
鴨居も素晴らしく、
鴨居マニアの私には垂涎の的です。



そして、我々が注文したのは・・・
奥出雲町産・横田小そばを使用した割子そば、
そして、ブレンドされた割子そばをそれぞれ注文しました。
割子の数は選べるのですが、標準の三段としました。
↓こちらが横田小そばの割子です。値段は1,020円。
薬味と蕎麦湯も付いていました。

薬味も代り映えはありません。
ネギ、大根おろし、鰹節、刻みのりです。
横田小そばの近接撮影です。
つなぎのない十割ですが、細切れ感はなく食べられました。
上手な蕎麦づくりをされています
薬味は標準でしたが、
「奥出雲おろち唐辛子」という一味がありました。
こちらの一味、普通の一味より少し辛らめで、
蕎麦にかけるとピリッとし、
蕎麦の風味を引き立てる感じがしました。
↓「奥出雲おろち唐辛子」をかけた写真です。
そして、もう一体は・・・
背の低い女性らしきオブジェです。
こちらも古代出雲のような雰囲気を漂わせているところを見ると・・・
「稲田姫」なのでしょうか
でも少々小太りのような・・・
私の稲田姫のイメージとちょっと違うのですが・・・
外からの縁側の様子です。
自然に囲まれており、気持ちの良い環境でした。
食事を終え、玄関を出たところを再度、撮影。
「おみくじ(100円)」箱が設置されていました
やはり社務所なのですね。
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