鳥取県日吉津村。
遠くに中国最高峰・大山を眺める宿、「うなばら荘」へとやってきました。
ここ「うなばら荘」へ来た理由は、宿泊料金の安さ!
なんと一泊二食で2,610円なのです(入湯税が別途150円)。
実は、『We Love 山陰』キャンペーンというのをやっており、
宿泊料半額+うなばら荘のある日吉津村の助成金により、
この値段設定が実現したようです。
日曜日の朝9時過ぎに出発し、米子市内でブラブラしてチェックインまで過ごします。
チェックイン時間は16時からです。
チェックイン前に宿に到着。
大山もよく見え、眺望の良さそうなお宿という感じです。
「村にある宿」ということで小規模の宿かな、と思っていたのですが、
結構大きく、立派な施設でした。
駐車場は建物の横にあります。
駐車場からは部屋がまる見えのようでした。
ただし、石垣に囲まれた庭もあるようですので、
雰囲気が悪そうには見えません。
期待大です。
チェックインの手続きのために施設内に入ると・・・
天井の高い、開放的なロビーでした。

そして、お部屋へと通されます。
通されたのは二階の部屋で和室10畳+広縁付です。
天井は変わった照明柄でした。
床の間は外の明りを取り込む透かし障子となっており、
趣とおしゃれな感じがします。
二階の部屋からの眺めです。
真下は広場のような感じとなっています。
ビアガーデンができるようにしているのでしょうか?
また、その先には中庭らしき庭があり、散策できるようです。
再び部屋を出た廊下より撮影。
吹き抜けのロビー前を見下ろした写真です。
廊下先の窓からは大山も見え、
眺望のよい温泉宿のようです。
ところで、今回のプランは、1泊2食2、610円(一人あたり。二人では5、220円)。
肝心の夕食ですが、バーベキューとなっています。
これに2時間までの飲み放題が付きますので、かなりお得。
ただし、17時から20時までの時間限定となっています。
私たちは17時半を予約。
夕食会場は中庭側に面したオープンテラスの席となります。
17時半に会場へ行くと・・・
すでにバーベキュー料理がセットされていました。
肉料理と・・・
おにぎりも置かれています。
飲み物はセルフ式。
生ビールや酎ハイのビアサーバー、焼酎の水割りセット、
日本酒が一升瓶そのままに置かれていました。
肝心のお肉ですが、肉質は悪くありません。
安い焼き肉店やBBQで良く出されるようなパサパサした肉ではないです。
それどころか、結構美味しいお肉でした。
キャベツは大盛り、それにタマネギやナス、しいたけも付いています。
焼き肉にはやはり生ビールですよね。
肉のあとは、海鮮も焼きます。
海老も付いています。
肉、キャベツ、海老を焼きます。
中庭の庭園には、灯りも点灯され始めました。
夜が更けるにつれ、煌々とした灯りが存在感を増していきます。
限定時間どおり、19時半でバーベキューの夕飯は終了しました。
結局、生ビール2杯、焼酎3杯、日本酒5合くらい飲んでしまいました。
部屋に戻ると、もうへべれけ状態。
それでも窓の外の夕暮れの美しさにパチリと写真一枚撮影。
その後の記憶はありません。布団の上で寝ていました。。。
翌朝。
昨夜の飲み過ぎにも関わらず、二日酔いは一切なし。
通常、日本酒を飲むと二日酔いになりやすいですが・・・
地酒の質が良かったのでしょう。。。
この日も快晴です。
今回の宿泊プランは二食付きなので朝食も付いています。
早速、朝食会場へと向かいます。
こちらが朝食。
正直、少し質素過ぎる感じです。
作り置きのようであまり美味しいとはいえませんでした。
朝食を済ませると、チェックアウトまで時間があるので、
朝風呂へと向かいます。
この温泉宿は、日帰り入浴も可能なのですが、
コロナ禍もあり、日帰り入浴客の利用時間は10時から16時まで、
宿泊客はそれ以外の利用時間となっているのです。
施設の端にあるお風呂場へと向かうと、途中下足禁止となります。
暖簾をくぐると・・・
脱衣場には鍵付きのロッカーが設置されています。
洗面台は2台のドライヤー。
コロナによる制限となっているようです。
他に利用客がいなかったので、
浴場も撮影させていただきました。
内風呂のみ、洗い場は10席程度だったと思います。
石場からお湯が流れてきますが、いたってシンプルな構造の風呂です。
温泉の泉質ですが、塩分を含んでいるようでしょっぱかったです。
殺菌作用があるかもしれません。
洗い場の外は木々が植えられており、風景等はあまり見えません。
浴槽に浸かりながら撮影した写真です。
木々のある方角です。
浴槽から見た視線なので、どのような感じが分かると思います。
こちらも浴槽から撮影。
入場口付近の方角です。
こちらの洗い場は曇りガラスとなっており、ほとんど外は見えません。
入浴後、下足へと履き替える下駄箱前には小スペースの
休憩所も設置されています。
畳、ソファーがあり、マッサージ器や血圧計なども備えられていました。
部屋に戻って、チェックアウトの準備をします。
チェックアウトは10時でしたが、
少し早めにチェックアウトします。
チェックアウト後の中庭から部屋を撮影してみました。
そして、こちらが中庭。
それほど広くはにですが、植栽管理もされており、
きれいなお庭でした。
今回のお宿、1泊2食2,610円という破格の安さでしたが、
夕食のバーベキューの質も高く、しかも飲み放題。
そして、お部屋も広くキレイということで大変満足なものとなりました。
(ただし、接客などのサービスは普通もしくはそれ以下の部分が見られました)
最近はあまり良い宿に当たっていなかったので、
宿泊前は期待もせず、疑心暗鬼になっていましたが、
良い意味で裏切られました。
温泉旅行って、宿の善し悪しが重要ですし、
宿が悪いと次の日の行動もおっくうになることが多いと思います。
この日は、気分良くチェックアウトすることができ、
しかもこれから訪れる「とっとり花回廊」もすばらしい観光地となりました。
(「とっとり花回廊」についは改めてブログに掲載します)
コロナ禍の最中ですが、いっぷくの清涼剤となった感じがしました。