「道の駅 田野駅屋」で、
トイレの悪臭に悩まされて一晩を過ごした翌朝。
夜中に何度かトイレに行ったため、その悪臭に気分が悪くなり、
最悪の体調で起きました。
気分が悪い状態でも、お腹は空くという一次的欲求は避けられません。
朝食を食べるところ探します。
道の駅でもらってきた田野町の飲食店パンフを見ると、
朝7時半から開いている喫茶店を発見。
しかも、古民家カフェであるということで、ツレも大喜び。
早速、出発しました。
場所は道の駅に近い場所にある、約5分ほどで到着。
田畑が広がるのどかな場所にあるようです。
小さな駐車場には、すでに来客の車でいっぱいです。
なんとか一台分開いていたので駐車し、お店の前へと向かいます。
「茶店 千福」と大きな看板が掲げられていました。
店内に入ると、本当に古民家でした。
畳みの部屋がいくつかあり、家具などの調度品もそのまま置かれています。
靴を脱いで上がります。
床の間もあり、仏像や五月人形なども飾られていました。
高知県らしく、鯨の御旗も飾られていましたが、
どのような意味があるのでしょうかね。
照明などの調度もこだわっているようです。
メニューの裏を見ると、
更にお得なセットメニューがありました。
私は超得セット750円を注文。
ツレはAセットです。
厨房では経営をされている女将さんらしく女性が、
珈琲を作っています。
しばらくして、超得セットが来ました。
パンと味噌汁、ゆで卵、野菜サラダにジャムも付いています。
ツレからはホットサンドを一切れもらいました。
そして珈琲も。
ちなみに、コレ↓が我々が座った席。
お洒落な感じですよね。
こちらは先ほどの床の間に飾られていたものを近写したもの。
約1時間弱過ごしたのち、お店を後にします。
古い家具やランプもあり、本当に癒やされました。
「茶店千福」は築120年、江戸時代に建てられた家屋を利用した
カフェだそうです。
店内にいると、タイムスリップして江戸時代に来たような感覚にもなります。
また機会があれば、是非訪れたいお店でした。
古民家カフェを出て、次に向かったのは、
奈半利駅。
ここは「みなとオアシス奈半利」と呼ばれ、物産館があります。
ツレがここの物産館で買い物をしている間、
私は外の椅子に座って、しばしぼんやりとした時間を過ごしていました。
まだ朝の早い時間だというのに、
洋楽のミュージックが響き渡っていました。
でも、決してうるさいという感じではなく、
朝のすがすがしい空気をさらにすがすがしくさせるような、
なんとも気持ち良い空気となっていました。
ぼ~としながら、駅の前の椰子の木を見ていました。
特別な風景ではないのに、どこよりも気持ちの落ち着く感じ。
不思議なひとときを過ごしました。
物産館で販売していたアイスコーヒーをツレが買ってきてくれました。
店員さんに進められたそうで、最近は高知市でも販売されるほど、
美味しい珈琲とのことでした。
持ち帰り用の珈琲豆(挽いてもらったもの)も購入していました。
先ほど、ぼ~と見ていた椰子の木とともにパチリ。
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