四万十市西土佐にあるホテル星羅四万十。
温泉から上がって、夕食時間が来るまで部屋で待ちます。
予約した時間は18時。
少し早めの時間にしたのは理由があります。
 
18時になり、食堂へと向かいます。
チェックインした際に見たラウンジには灯りが灯っていました。

 

食堂に入ると、残念ながら川縁の席ではありませんでした。

他に3組のお客さんがいらっしゃいました。

 

 

お品書きがテーブルに置かれています。

しかし・・・

少し品数が少ない印象がします。

 

最初の料理「カシューナッツの豆腐」です。

 

カシューナッツの豆腐を食べ終え、

栗焼酎「ダバダ火振りの水割り」を飲みながら、次の料理を待ちます。

が・・・「遅い!」

会席料理だからでしょうか?次の料理が来るのが遅すぎます。

 

半分くらい焼酎を飲み終えた頃、ようやく次の料理が到着。

「鰹のたたき」です。

が・・・「少ない!」

2,3切れです。いくら身が厚いとはいえ、これだけとは・・・

 

そして、鰹のたたきを食べ終え、

焼酎をほぼ飲み終えたころに次の料理が到着。

「四万十天然鮎の塩焼き」です。

四万十の天然鮎は高いことで有名ですが、これは美味しかったです。

 

焼酎を飲み終えたので、また同じように飲もうとも思ったのですが、

ここで出される「ダバダ火振り」の値段が高いこと。

隣の町・四万十町の焼酎なのでこれほど高く提供する必要はないはずなのですが・・・

おまけに量も少ない。

水割りだと、ジョッキで出すお店も多いなか、通常のガラスコップで提供されるので、

飲んだ気がしませんでした。

ホテルだから高い、のは分かりますが、あまりにも暴利をむさぼっている印象です。

 

仕方ないので、もうこれ以上は飲みませんでした。

茶碗蒸しが来たので、大人しく食しました。

 
その次の料理は、青さ海苔の天ぷら。
「う~ん・・・」
青さ海苔は一切れですか?
少なすぎませんか?

 

ご飯とお吸い物が出されました。

この頃になると特に感想はありませんでした。

 

 

こちらは「四万十米豚陶板焼き」です。

四万十町の特産品ですので、良いとは思いますが・・・

でも欲を言わせてもらえれば・・・

西土佐産の「四万十牛」か、

それがダメなのであれば、

「窪川牛」くらいは出して欲しかったです。

 

食事の最後にはデザートが出されました。

アイスコーヒーとシフォンのようなお菓子です。

 

いろいろと不満の残る夕食でした。

結局、次の料理を出すまでに時間をかけ、

食事時間を長くすることで満腹感を出すのが目的なのでしょうね。

これでしたら品数が少なくても満腹感は出ますから。。。

 

一昨年、足摺岬のホテルに宿泊した際は、

料理の品数、量の多さゆえに満腹感を得ることができたのと対照的です。

 

部屋へと戻ります。

 
部屋に戻ると、窓の外には山の稜線が見えました。
清少納言の枕草子の一節を思い起こさせます。
「春は、あけぼの。
 やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。」
”あけぼの”(朝)ではなく夕暮れなので少し違いますけどね。。。

 

19時50分。

部屋を出てロビーへと下ります。

 

実はこの夜、天体観望会への参加を申し込んでいたからです。

西土佐は空気が澄んでいるため、キレイな星空が見えることで有名です。

そして、その星空を見るための天文台も設置されているとのことで、

「是非、天文台から星空を見てみたい」と思ったわけです。

 

実際の観望会の様子や天文台の写真を撮りたかったのですが、

真っ暗闇のため写真撮影ができませんでした。

体験時間は約50分ほどでしたが、キレイな星空を見ることができ、

心地よい時間を過ごすことができました。

 

翌朝。

5月11日の朝です。

この日は帰路につく日。

名残惜しく、家に帰るのが嫌になるほど良い天気でした。

 

窓から西土佐の朝の風景が見えます。

 

四万十川もキレイに見えました。

 

四万十川の写真を撮り始めると、

何枚も撮影してしまいます。

同じような風景でも、横に撮ったり縦に撮ったりするからです。

 

朝風呂にも浸かったのち、

朝食を取るため食堂へと向かいます。

 

こちらが朝食のメニューです。

 

アジの開き、じゃこ天などが見えます。

 

 

あじの開きは簡易コンロでテーブル上で焼きます。

 

まあ、後は普通のメニューといった感じです。

卵も土佐ジローではなかったのが残念です。

 

 

食事を取り終え、部屋へ戻ります。

西土佐の風景を最後に見納めます。

下流方面を見て・・・

 

西土佐の町並み方面を見て・・・

 

十和のある上流方面を見て・・・

 

そして・・・家路へとつくため、ホテルを出発します。

家までの距離、約400キロ。約8時間近くのドライブとなります。

出発するときのわくわく感とは逆に、帰る時は憂鬱感のみ。

次の日は仕事と考えると更に憂鬱感が増してきます。

 

四万十へ来るのは良いのですが、帰る時の憂鬱感がひどいので、

嫌になることがあります。

いったい何時になったら、こうした気持ちをせずに済むようになるのでしょうか?

永住への道のりはまだまだ先のようです。。。(泣)

高知県好きがおすすめのする高知の特産物です