近くにある有名なたこ焼き屋「竹葉」さんはすでに閉まっていました。
そして、「食酔亭 元屋」さんへと向かいます。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、半年以上のご無沙汰。
四万十市には他にも美味しい料理屋や居酒屋さんがありますが、
常に美味しい味を維持しているという点では、元屋さんが一番だと思っています。
まだ陽は明るいですが、店内へ入ります。
予約の電話をした際には、「カウンターとなります」と言われましたが、
テーブル席へと案内してくださいました。
カウンター越しに、いつも料理造りに熱心なご主人が見えます。
メニューです。
表紙には、魚が跳ねている絵が描かれています。
こちらが本日のオススメメニュー。
土佐清水の名物「ビリビリ清水サバ」の刺身もあります。
サバは傷みやすく、なかなか刺身で食べることが難しいのですが、
こちらの清水サバは鮮度を保ったままの美味しい刺身を食べることができます。
まずはいつもの「角ハイボール」。
ニッカやトリスではなく、「角」が良いのです。
氷でキンキンに冷やしたハイボールは最高です。
しかし、、、
「このハイボール、ウイスキーが濃い・・・・」
多分、女将さんが飲み助の私たちのために濃いめにしてくださったのでしょう。
いつもそうですが、口に出さずにこうしたサービスをしてくださいます。
付け出しの堅豆腐にもピッタリ合いますね。
そして、やはり定番の「青さの天ぷら」
四万十に来たら、絶対に食べないといけない料理の一つです。
天ぷらつゆと塩が用意されるのも親切です。
青さの天ぷらですが、中はパリパリではなく、もっちり感があります。
そして、こちらも定番のキビナゴの天ぷら。
スーパーでは2,300円程度で売ってはいますが、
やはり料理屋さんが揚げた天ぷらは最高のお味です。
九州南部でも食べたことがありますので、
南海でよく獲れる魚なのでしょうね。
高知のスーパーで買って家に持って帰りたいのですが、
傷みやすい魚と聞いたので、高知旅行へ来た際にしか食べることができない、
貴重な魚です。
(前述のように、四万十では2,300円のパックで売っている安い魚なのに・・・)
気を取り直して、日本酒を注文。
まずは「美丈夫」の燗です。
高知県東部のお酒で、私は高知の酒の中では美丈夫が一番好きです。
高知旅行の際には、いつもこの美丈夫の一升瓶を買って帰ります。
タコ酢です。
大きなタですね。
そして、オススメ料理の一品、「ビリビリ清水サバ」です。
土佐清水の朝どれのサバです。
おそらくご主人が朝一番で土佐清水で仕入れたのでしょう。
プリプリとした食感がなんとも言えない美味しさを感じさせます。
熱燗をもう一杯注文。
食も酒も進みます。
店内には行灯を模した照明があり、
センス抜群、高級感も醸し出しています。
こちらは、ハランボ。
カツオの腹の部分(ハラミ)を焼いたものです。
高知では良く見られるメニューです。
まさに日本酒にピッタリの
最後は、茶碗蒸しを注文。
こちらの茶碗蒸しは出来上がりまで時間がかかりますが、
是非食べていただきたい一品です。
ただし、お店が忙しいときは申し訳ないので頼むのが憚れますが・・・
一通り注文し、食べ終わってホテルへと帰還。
ちなみにお会計は二人で8,500円でした。
お店を出ると、べろんべろんに酔っ払って、記憶の無いままホテルへ帰り、
記憶の無いまま寝てしまいました。
朝起きると・・・
記憶の無いまま撮ったホテルのロビーの写真。
高知に来ると、こうした記憶を無くすまで飲むことが多くて困ってしまいます。
でも、それだけ気分良く飲んでいることの現れだと思います。
地元にいるとストレスのせいで悪酔いすることが多いのですが、
高知ではそうしたこともありません。
それに、飲み代も地元にくらべて約2割近く安いのも魅力です。
明日も気持ち良く、高知旅行を楽しめそうです。。。
高知県好きがおすすめのする高知の特産物です