島根県浜田市への遠出の途中に寄った有福温泉。
ヌルヌルとしたお湯質で、お肌もツルツルになります。
温泉から出たのは午後2時近く。
これからホテルのある浜田市街へと向かいます。
「山陰の伊香保」と呼ばれるほど階段も多く、趣のある温泉でした。
さて、有福温泉は国道9号線から20分ほど、少し山側に入った山あいにあります。
浜田市街へは再び国道9号線に戻らねばなりません。
国道9号線へと続く道路を車で走らせていると、
何やら変わったオブジェのある家を発見。
近づくと・・・
石見神楽の大蛇や、、、
ルパン三世、北斗の拳の絵が飾られていました。
ちなみに写真の白い斑点は雪です
トトロまであります。
しかし、著作権的にどうなっているのでしょうか?
「車から降りて自由に見て下さい。カメラok佐々木」
と書かれていました。
有福温泉を出て約30分ほどで、浜田市街へ着きました。
写真はJR.浜田駅です。
しばらくの期間、駅前の改修工事をしていましたが、
すっかりとキレイになりました。
ロータリーやバスの停留所も整備されたようです。
ちなみに、右後方に見える瓦屋根の櫓は「からくり時計」です。
定刻(毎時)ごとに人形が現れ、石見神楽を演じます。
そして、この日寄った居酒屋さんは「浜心」さんです。
浜焼きが有名なお店です。
壁際には、オススメメニューが掲示されていました。
この日のオススメは、「のどぐろ」料理、クエ料理、河豚料理のようです。
テーブルにもオススメのパンフレットが置かれていました。
「甘海老」や・・・
「カレイ」など。
ちなみに、島根県はカレイの漁獲高が日本一。
特に浜田では、焼いたり、煮付けたり、刺身にしたりして、
日常よく食べられています。
その他のメニューです。
海鮮系のメニューがたくさん提供されていました。
もちろん、肉系メニューやご飯ものもあります。
浜田市は漁業の町。
せっかく浜田市へ来たのだからと、刺身を注文しました。
こちらの刺身、2~3人前で980円(税抜き)。
2~3人前とは思えないほどのボリュームと値段の安さに驚かされます。
アジ、鯛、ヒラメ、カンパチ、キンメなどが3切れずつ提供されていました。
ちなみに、アジ、ノドグロ、カレイで脂が一定以上あり、浜田近海で獲れた魚は、
「どんちっち」というブランドとして人気があります。
特に、冬のノドグロは脂がのっており、煮付けにすると絶品の味が味わえます。
もちろん、ノドグロ自体が高価なので、どんちっちブランドのノドグロだと非常に高価格になりますが・・・
こちらは河豚の唐揚げ。
実は浜田では河豚もよく水揚げされるので、
河豚の唐揚げやてっちりなどもよく食べることができます。
お魚に合わせて、焼酎の水割りを注文。
実は、焼酎を頼む前に、すでにハイボールや日本酒なども飲んでおり、
すでに酔っ払い状態でした。
店内の様子です。
浜焼き用のコンロが載ったテーブル席や、
通常のテーブル席があります。
こちらはドリンクメニュー。
洋酒、日本酒、焼酎が揃えられています。
浜田の地酒のほか、隣県の山口の地酒もありました。
ハイボール、焼酎、日本酒のあと、
ジャックダニエルのロックを注文。
チェーサー付きです。
そして、料理の最期の〆には、小鍋を選択。
キンメ入りの贅沢な料理です。
先ほどの刺身で残った、カンパチなども投入。
熱々な鍋はウイスキーの冷たいロックにも合い、至高のひとときを味わう事ができました。
「浜心」さんには約2時間近く滞在。
コロナ感染対策もあるので、これにて撤退。
タクシーでホテルのある浜田駅まで戻りました。
すると・・・
先ほど紹介したからくり時計が音を立てて動いているのが見えます。
近影してみると・・・
壇上で、人形が石見神楽を演じていました。
見えにくいですが、上段に大蛇を退治するスサノオノミコトの人形、
その下段には、雅楽である笛をふき、太鼓などをたたく人形が見えます。
もちろん、石見神楽の雅楽の音もしっかりと聞こえてきます。
こうした動きが数分続き終わりに近づくと、先ほどの舞台が下に下りて隠れてしまい、
終わります。
浜田へ来た観光客に対する小さな「おもてなし」なのでしょう。
こうして、島根県浜田市への小旅行は終了しました。
まだまだ新型コロナウイルスが流行しており、
高知旅行などはできませんが、近場であるところへは
注意しながら訪れたいな、と思いました。
実は2月中旬にも仕事で浜田へ行く予定です。
是非、浜心さんへ再訪し、今回メニューになかった「あん肝」を食べたいと思います。
高知県好きがおすすめのする高知の特産物です