令和2年、10月の第二週。
台風14号が日本に接近し、日本全体がこわごわとしています。
私ども夫婦は、「四万十病」(注:四万十に行きたいという病気)に感染しており、 「土日に高知にも台風が接近する」という予報があるにも関わらず、ホテルを予約。
「たとえ台風であろうと雨であろうと、四万十は十分に楽しめる」という説得力のない根拠を元に四万十旅行へと出発したのでした。
台風による通行止めを避けるため、前日の仕事後から出発。
しまなみ海道の「来島海峡SA」に着いたのは夜の10時半。
そのまま疲れて車中泊と相成りました。
車内にマットを敷かずに寝たため、ほとんど眠れないまま一夜を明けました。
眠い目をこすりながら外に出たのは6時半過ぎ。
台風は本土上陸とならなかったため雨は降っていませんでしたが、今にも雨の降りそうな曇り空でした。
昨年、改修されキレイになった来島海峡SAの建物内でお茶を飲んだのち出発。
宇和島道を南下し、四万十市西土佐を目指します。
西土佐に到着したのは、10時過ぎ。
いつもの赤鉄の橋が出迎えてくれます。
朝食は、いつもの「いわき食堂」で。
お店の前にはミッキーマ○スとドラ○もんの人形がお出迎えしてくれました。
(著作権法的に大丈夫なのかな・・・)
と、心の中で思いながら入店。
店内の様子はいつもどおりで変わっていません。
カッパなど、四万十川をモチーフとしたポスターも飾られています。
台風一過のせいでしょう、晴れ間が広がります。
いつもの「四万十うどん」を注文。
川エビ、じゃこ天、青さ海苔などが入っています。
赤鉄橋をバックに撮ってみました。
どうでもいいですけど、川エビが季節により禁漁となった、と聞いていますが、大丈夫なのでしょうか?
ちなみに四万十うどんには川エビが2匹も乗っていました。
四万十のゆったりとした時間のなか、四万十うどんを完食。
やっぱり、四万十は何回きてもゆったりとした気分になります。
いわき食堂を出て、中村市街へと向かいます。
四万十川に沿って南下。
青い空がキレイに映えますね。
沈下橋が遠くに見えます。
高い山をバックに、四万十川の雄大さが引き立ちます。
沈下橋近くで撮影。
青い空なのは良かったのですが、残念ながら四万十川は濁っており、青い空との対比にはなりませんでした。
キレイに写したときには、空の青、山の緑、川の青、河原の白がうまく映えるのですが・・・・
太陽の日が四万十川に降り注ぎます。
スピリチュアル的なものを感じさせます。
何もない自然。見ているだけで心が和み、気持ちが落ち着きます。
来て良かった!
中村市街に着いたのは12時過ぎ。
早く着きましたが、ホテルのご厚意でチェックイン時間よりもかなり前に、チェックインさせてくれました。
しばしホテルで休憩。
ホテルから近くの温泉のサービス券をもらったので、行って見ました。
入浴料は600円でしたが、ボディーソープ、シャンプー類が付いていないようです。
サービス券を使うと、無料でタオルとボディーソープ、シャンプーの付いた袋がもらえるという特典でした。
温泉からホテルへと帰り、少し休憩後に出発。
どこへ?
飲み屋です。
今宵は、「ひがし」さんへ。初めて訪れるお店です。
我々を歓迎すべく、中村には夕焼けの光が射していました。
初めて行く居酒屋「ひがし」さんはどんなところなのか?
期待に胸膨らませながら、お店へと向かうのでした。。。
つづく。