北海道旅行二日目。
 
オロロンラインを進み、稚内市に着いたのは14時過ぎ。
稚内市内で昼食のラーメンを食べ、ノシャップ岬へと向かいました。
台風の影響なのか、強風と小雨のなか、ノシャップ岬へと着きました。
 

 
 
ノシャップ岬は、日本最北端の宗谷岬の隣にある岬です。
しかし、宗谷岬と比べると、あまり人気はないのかもしれません。
イルカの綺麗なオブジェがありましたか、人の数はまばらでした。
 
岬近くの漁船です。
この日は、強風で漁には出なかったのかもしれません。
閑散としています。
 
ノシャップ寒流水族館という施設があったので行ってみました。
稚内市立の水族館で寂れた施設ですが、なんとも郷愁を誘う感じがしたので、
入館してみました。
 
中に入ると、、、
ゴマフアザラシのショーをやっています。
 
わずか10メートル程度の水槽で、見学客が10人程度しかいません。
お姉さんが一人、ゴマフアザラシを相手にショーを行っています。
雨交じりの暗い空もあり、寂しく感じます。
 
ゴマフアザラシのショーを見た後、
いよいよ階段を登り、水族館施設内へ入ります。
 
最初の展示はカニ。
ズワイガニでしょうか?
 
 
エビもいます。
 
タナゴかな?
 
そして、北海道に住む生き物。
イトウです。
大きくて、ごつい感じがします。
 
イトウなどが泳ぐ大水槽です。
大水槽といっても、大阪の海遊館などような大きな水族館の
大水槽とは比較にならないほど小さいものです。
でも、これはこれで十分に楽しめました。
というのは、回遊式で流れがあり、魚たちが勢いよく、
自由に泳いでいる様子が分かるからです。

こんなかわいい生き物もいました。
 
 
水族館は30分ほどあれば見終わるくらいの施設です。
水槽のある施設を出ると、先ほどのゴマフアザラシがじっと、こちらを見ていました。
かわいいですね。
 
先ほどは見かけなかったコウテイペンギンも姿を現しました。
 
じつはこちらのノシャップ寒流水族館は、水族館だでけはなく、
科学館という施設も併設しています。
そして、水族館の入館料を払えば、科学館へも入場無料で
入館できるのです。
ということで、早速入館。
 
施設内は、子どもたちが科学に関することについて、
分かりやすく、実体験できる道具を使用して理解できる内容となっていました。
 
中には、日本最北端の稚内らしい南極観測隊に関する展示も
されていました。
こちらは南極観測船です。
 
こちらは砕氷船「しらす」のスクリューだそうです。
 
雪上車もありました。
実は雪上車を見たことがなく、今回がはじめてでした。
キャタピラーがついており、乗車数が少なそうな感じですね。
 
こちらは南極の石だそうです。
火山石みたいでした。
 
南極観測隊が生活した部屋を再現したものもありました。
六畳もない狭い部屋でした。
こんな狭い部屋でストレスとならないのでしょうか?
 
先ほどの水族館同様、科学館も大きな施設ではありません。
また、予算がかけられているようにも見えません。
でも、うまく表現できませんが、純粋な気持ちで楽しむことができる施設でした。
 
北国独特の寂寥感が漂っていたこともあるかもしれません。
ノスタルジーに酔っていたのかもしれません。
それでもいいと自分は思います。
旅行をする、ということは普段とは違う気持ちになること。
それをこの施設を通して知ることができたような気がします。
 
この後、いよいよ稚内の夜、居酒屋への突撃がはじまります。