7月18日、土曜日の早朝。
新型コロナウイルス感染症による経済落ち込み対策「GoTo キャンペーン」が22日から開始される数日前。
新型コロナウイルスの再拡大される中で、GoToキャンペーンをしても大丈夫なのかな?という思いもあり、一足早く、四国旅行へ行くことを決断。
今回は、中断していた「四国八十八カ所遍路」へ行くことにしました。
 
昨年までに、徳島、高知と愛媛の一部を終えており、40番札所 観自在寺からの続きとなるのですが、今回は、45番 岩屋寺から参詣することにしました。
 
朝4時、自宅を出発。
いつものように「しまなみ海道」を渡ります。

 

 

朝7時過ぎ。

しまなみ海道最終のSA、「来島海峡SA」へ到着。

しばし休憩をしながら、島々の写真を撮影。

 

瀬戸内の穏やかな海が広がります。
 

来島海峡SAは、昨年新しい建物になり、キレイになりました。

金曜日の仕事後に四国へ行く場合は、ここでよく車中泊をしたものですが、トラックの出入が多くてうるさく、あまり快適な車中泊ではありませんでした。

ただし、車中泊でなければ、展望台もあり一時休憩としては快適だと思います。

 

20分ほど休憩後、いよいよ四国の地へと上陸、岩屋寺を目指します。

 

 

岩屋寺に着いたのは、10時前くらい。
駐車場へ車を置き、本堂を目指します。
ここのお寺は、駐車場から本堂までの道のりが長いうえ、坂や階段もあり、結構体力がいります。
 
しかも、この日は暑くすでに30度を超えていました。
汗をかきかき、登りました。
 

山門です。

でも、本堂はまだまだ先です。

 

苔むした階段を上ります。

 

 

急峻な山肌には、たくさんのお地蔵さんが並んでいました。

 

 

来た道を振り返って撮影。狭く、長い坂道でした。
 

歩くこと、15分~20分。

納経所が見えてきました。

更に登ると。。。

 

本堂をパチリ。
この本堂の後ろには。。。
 
本堂をズームアップすると、大きな窪みのある岩肌が分かります。
 
こちらは大師堂。
弘法大師を祀っているお堂です。

 

 

本堂、大師堂を参拝後、納経所で御朱印をいただくために、階段を下ります。

階段を下りた脇には「穴禅定」と呼ばれる洞窟があります。

 

ここは、深さ10メートルほどの洞窟で昔から修行の場であったとされています。

 

穴の中には、地蔵尊、不動明王、弘法大師の石像、三体が祀られています。

 

 

納経所で御朱印をいただき、駐車場へと戻ります。

少し戻ったところには、宿坊も見えます。

 

元来た道を戻ります。急な坂道であることがお分かりいただけるでしょう。

 

途中、赤い欄干の短い橋が見えます。

 

橋の名前は「極楽橋(ごくらくばし)」。

この橋を渡った先が極楽ということなのでしょうか?

横にはたくさんのお地蔵様が建てられています。

 

うっそうとした林の中を戻ります。

脇道の岩や小径には青青とした苔がたくさん付いていました。

何年か前に参詣した時には、大雨が降っており、苔ですべりそうになったことがあります。

すべらないように注意して歩くので、戻るのに1時間近くかかりました。

 

ようやく山門へと戻ることができました。

駐車場までもう少し。

 

次はうち戻って、44番札所 大寶寺(だいほうじ)へと向かいます。

 

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