三ヶ月ぶりの高知旅行2日目。

ホテルの朝食です。

普段だとバイキング方式なのですが、新型コロナウイルス感染症防止のため、個別注文方式となっていました。

私は注文数10食限定の「カツオのたたき丼」を注文。

たたきは「明神水産」のものだと思われます。

味噌汁とサラダ、小さなそうめん付きでした。

ところで、いつも不思議なのは写真中央に映っている「リープル」という飲み物。

高知県内で飲まれている、とのことで、他の地域では見かけません。

飲んでみると結構甘く、私はあまり好きではありません。

う~ん、本当に高知で人気なのでしょうか?帽子パンやアイスクリンみたいなものかな?

 

という疑問を残しながらホテルを出発。すでに9時過ぎでした。

 
行き先は特に決めておらず、気の向くまま。
とりあえず、四万十市から国道56号線で西の宿毛に向かい、そこから北上し愛南、宇和島方面へと向かいます。
 
途中の道の駅をぶらぶら。
宇和島近くにある道の駅「津島やすらぎの里」では温泉があったので入浴しようとも思ったのですが、時間節約のためパス。
温泉施設の正面写真だけ撮影しておきました。結構キレイそうです。
また、この道の駅は静かそうですので、車中泊も良さそう。機会があれば利用したいです。
 

 

 

温泉に入らなかったので、代わりにこれまた高知独特の飲み物と思われる栄養ドリンクを撮影。
「カツオ人間ゼヨ」と書かれ、キャラクターらしき絵も描かれています。
高知県、奥が深すぎる・・・
ちなみに飲み味はリポビタンDなどの栄養ドリンクと大して変わらない味でした。
また、この道の駅ではじゃこ天も販売されおり、熱々のじゃこ天を食べることができ、美味しかったです。 

道の駅「津島やすらぎの里」を出て、宇和島市内へ入ります。
次の立ち寄り地は道の駅「うわじまきさいや広場」です。
ここには市場に近い店があり、宇和島でとれた野菜、魚介類、フルーツを買うことができます。
 
また宇和島の有名な祭、「牛鬼」の仮面が飾られていました。
 

 
宇和島を後に向かったのは、鬼北町。
道の駅「広見森の三角ぼうし」です。
こちらの道の駅前には大きな鬼の立体像が飾られています。
 
 
近くで見ると、迫力があります。
鬼北町ということで、「鬼」をモチーフにした町づくりをされているのでしょうか?
ちなみにこちらの道の駅内でも、野菜が販売されています。
 

 
鬼北町を出ると、松野町へと入ります。
こちらは道の駅ではなく、本当の鉄道の駅「松丸駅」へ向かいます。
松丸駅は愛媛の宇和島と高知の窪川を結ぶ路線・予土線にある駅です。
この駅には温泉が併設されていることで有名で、露天風呂から駅に着く鉄道を見ることもできます。
温泉の名前も「ぽっぽ温泉」と付けられています。
 
このぽっぽ温泉、なんと槇をくべて沸かしているそうです。
説明の看板がありました。
 
実際に槇が置かれていました。
この槇をボイラーにくべて沸かしているようです。
 
ぽっぽ温泉の施設内の様子です。
小さな休憩施設とお土産などの販売スペースもありました。
キレイで清潔な施設でした。
 
ふと飲み物コーナーを見ると、やはり地元特産の飲み物がたくさんありました。
食べ物だけでなく、飲み物もその地独特のものがあるのですね。
今度から旅行した際に、気をつけてみてみたいと思います。
 
 

 

 

ぽっぽ温泉には約1時間滞在。

外に出ると、雲行きが怪しくなっていました。

これから西土佐を経由し、再び四万十市のホテルへと戻ります。

 

途中、四万十川の風景を楽しみながら、ドライブ。
残念ながら天気が良くないため、いまいちキレイではありません。
 

 

晴れた日だと、緑色をした四万十川と濃い青色の空、真っ白い雲、山の緑の対比がすばらしく見えます。
しかしながら、沈下橋の風景や大きく蛇行する四万十川を見ることができただけでも感謝せねばなりません。
 
四万十川を好きになった高校生時代から数えて、はや35年。
この間に、全国区としてすっかり有名になり観光化したことによる風情の衰退、
また何よりも造林による緑の色の変化(以前は雑木が多く雑多な緑色でした)といった残念な事柄がたくさんあります。
 
それでも、四万十川に対する憧憬は薄れることはありません。
笹山久三さんの小説「四万十川」を思い起こしながら、ずっと四万十川を愛し続け、また訪れ続けるでしょう。