新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、これまで休館だった温泉施設が再開し始めています。
コロナウイルス拡大前によく訪れていた温泉施設も、5月23日に再開されることになりました。楽しみですが、まだ少し先なので、他の温泉にでもいくことにしました。
今回行く温泉は、島根県雲南市大東町にある「海潮温泉(うしおおんせん)桂荘」です。海潮温泉桂荘は、大東農村環境改善センターという名前も付けられており、日帰り入浴施設のほか、予約をすれば食事もできるようになっています。
法事などの会食に利用できるかもしれませんね。
海潮温泉は、島根県松江市の国道9号線から県道24号線を雲南市大東方面へと向かったところにあります。
この日はすでに19時近くになっていました。
松江市からは約40分くらい。
田舎の風景が広がります。
「海潮温泉 桂荘」です。それほど大きな施設ではなく、地元の人の利用施設という感じです。
正面玄関前。
玄関を入るとすぐ左横に受付があります。
また入浴のための券売機があるので、入浴券を購入し、受付へ提出します。
入浴料は300円。温泉にサウナもあるので、お得でしょう!?
受付を済ませると、赤い絨毯が敷かれた廊下を進みます。
廊下を進むと、少し広いロビーに出ます。
温泉への入り口のほか、マッサージ器や飲料販売機、無料の水飲み機もあります。
いよいよろ温泉へ入ります。
男女の入り口が隣り合っており、混浴のように見えるかもしれませんが、衝立の奥は、きちんと壁に仕切られた出入口ですので、ご安心を。
脱衣所です。それほど広くないですが、鍵付きのロッカーも設置されています。
扉の掲示には「源泉掛け流し」と書かれています。
温泉マニアには期待大ですね!
浴室です。内湯のみとなっています。
壁際にある、木製のものにお気づきでしょうか?
なんだと思います?
実は、コレ、温泉を流す木製の樋(トイ)です。
分かりにくいですが、木をくり抜いてその中に温泉の湯を流し、温泉の湯が浴槽にしたたり落ちる工夫がされていました。
また、一番奥を見てみると、なにやら顔らしきものが・・・
見てみると・・・
なんと鬼のお面が。。。
そして、鬼の口からお湯が流されています。
島根県は、大元神楽や石見神楽といった神楽が盛んな地域ですので、その神楽をモチーフにしたものでしょうか?
いずれにせよ凝っていますね。
浴室は内湯のみで、露天風呂がないのが残念ですが、窓からは小庭が見えました。
また、サウナはあるのですが、残念ながらコロナウイルスが完全に終息していないため、使用不可となっていました。
約1時間入浴。
風呂を出て先ほどの廊下を進むと、休憩所があります。
畳が敷き詰められており、また壁には大木の写真が飾られており、ゆったりとした気持ちで休むことができます。
以上でおしまい。
海潮温泉は小規模の温泉施設ですが、料金も安く、サウナや休憩所もありお得な温泉施設です。
今後も機会があれば是非訪れたいと思います。