試験に落ちた、と先日来言ってましたが、
実は高知県職員採用を受けておりました。一次試験は合格したので二次試験を受けに2回高知県に行ったのですが、これまで経験した中で一番に近いくらい嫌な思いをして帰ってきました。
それは、試験に落ちたことではなき、「面接試験の試験官の態度」です。
上から目線での話し方、人を小馬鹿にしたような説教話など、約25分間気分を悪くさせるような内容と雰囲気でした。
もちろん、面接試験という「試験」であり、向こうは「採用する側」ですから、当然、上に立つ立場であることは分かります。
しかし、例え面接試験といえども、「人」と接する場であるのですから、最低限のマナーや態度で接するべきだと思います。
私が高知県民ではないから、どうでもいい、と捉え、馬鹿にしたような態度を取ったのでしょうか?
しかし、私も高知に移住したら、高知県民です。また私は高知が好きで必ず移住するという旨伝えています。
そうしたことも踏まえて、見下した態度、馬鹿にした言動をした高知県職員に対し、不信感を覚えざるを得ません。
高知県の方向性を担う代表である高知県職員がこのような態度を見れば、高知県に移住しようという気持ちも萎えてしまいました。
高知は移住対策に力を入れているはずですが、高知県職員がそれを阻むような態度をとるのはいかがなものでしょうか。
面接試験の中で私は言ったのですが、高知の魅力は、「人」です。
人懐こく親切な人が多い、それが高知の魅力であり、そうした県民性だと今でも思っています。
だからこそ、何十年も高知が好きで高知に来ていますし、多くの友人や知り合いができたのです。多少、人間性に問題がある人も中にはいますが、総じて、知らない人も高知県民の人はいい人が多いのです。
しかしながら、高知県職員は、例外みたいですね。
今回の面接試験で、今までの人生でも数少ない惨めな思いを味あわされました。
それも一人ではなく、二人の面接官から受けました。
誤解のないように言っておきますが、試験に落ちたやっかみから言っているのではありません。採用に値しない、というのであれば落ちて当然ですし、納得します。
しかし、採用に値しない人物であったとしても、面接官として「人と接するときの最低限のマナーは持つべき」です。
高知県を代表して人材を採用する担当者であるのであれば、例え採用したくない人間であったとしても、上から目線的な言い方や態度をとるべきではないと思います。
「どうせ採用しない人であり、今後関わりを持たない人だから」という思いがあるから、小馬鹿にした態度や言動をしたのでしょうね。
面接試験終了後、歩いて帰りましたが、動悸が激しく、何か嫌なものが重くのしかかっているような感じで、ものすごく気分が悪くなっていました。こうした気分の悪さは試験後、二週間以上経った今でも重く残っています。
面接試験に落ちたと感じたからではなく、面接官の態度や言動に、自分の人格をひどく否定されたと感じ、落ち込んだのだと思います。
私を負け犬の遠吠え、と思う人もいるかと思います。でも、もし試験に受かっていたとしても、私は辞退していたでしょう。
それは、面接官のような人間性の職員とは一緒にやっていくきたくないからです。
ただ学んだことがあります。
それは、自分が採用試験の面接官をする際は、今以上にマナーに気をつけて受験者に接し、また傷つけるような言動や態度は取らないように心がけようということです。
私も採用面接官をする機会がありますので、反面教師として学ばさせていただきました。
また、高知の人全てが、この面接官のような人格ではないということを頭に刻んでおくべきということです。
試験後しばらくは、もう高知は嫌いだ、もう高知には行かないと思いましたが、親切にしてくれる高知の知り合いはたくさんいます。そうした多くの高知の人を面接官と一緒にすることは間違いですよね。
ただ、高知県職員に対する不信感、嫌悪感はずっと残るでしょうけどね。
今回書いた内容は、具体的ではないので、今後機会があれば、面接官が言った言葉を詳しく、正確に書いていきたいと思います。
実はボイスレコーダーで面接試験の全てをきちんと記録しています。今はまだ気持ち的に余裕がなくボイスレコーダーを聴く勇気がありませんので、できませんが音声を公開することも含めて、世間の人に公正に判断してもらたいと思っています。
この記事を読まれて不快に思われた高知の方もいらっしゃると思います。
高知のことを悪く書いているようで、私も書くことを躊躇していました。
しかし、前述のように面接試験後、人格を否定されたことから来る落ち込みで、鬱のような気分がずっと続いていました。
試験会場の場で、面接官に反論しようとも思いましたが、しませんでした。
面接官三人対し自分一人。
今まで、就職試験を受けた経験があり、何回も面接試験を受けましたが、こんなに重苦しく嫌な気持ちになったのは初めてです。
その後、全てを忘れたい、と居酒屋に飲みに行きましたが、重たい気分はずっと消えませんでした。
今、こうしてこの場で初めて打ち明けることができ、誰が見ているのか分からない状況ではありますが、少し気分が楽になりました。
ただ、まだ書き足りないことがありますので、もう少し書き記したいと思います。