高知県は社会教育施設が充実しています。

博物館、文学館、美術館、動物園、植物園、水族館とすべて揃っています。

また現在は県立図書館を建築中で、市立図書館との併合という全国初の試みを行っています。

県立図書館と市立図書館との併合については賛否両論ですが、こうした新しいことを進んでやる、というのは坂本龍馬をはじめとする幕末の志士からずっと生き続けてきた高知の伝統なのかもしれません。

 

そんな高知に「牧野植物園」があります。

植物学者として有名な牧野富太郎にちなんで作られた植物園ですが、牧野富太郎も新種を数多く見つけた先進の人といえるかもしれません。

 

今回は「牧野植物園」を紹介します。

 

牧野植物園は、五台山という山にあります。

近くには四国八十八か所の31番目「竹林寺」があります。

写真は、牧野植物園から山から見下ろした撮影した風景です。

 

 

↑牧野植物園内にある牧野富太郎の業績を紹介する施設。

本が大好きで、沢山の本を買ったりしたために、家計がかなり苦しかったそうです。

牧野先生、小学校を中退という経歴ですが、好きな植物採集をずっと続けて大きな成果を残す植物学者となったことは本当にすばらしいと思います。

 

 

 

園内には数多くの植物が植えられています。

四季折々の花も楽しめるのではないでしょうか。

 

↑特別展も催されるようです。

この日は、「菖蒲」の花が展示されていました。

菖蒲にもいろいろな種類や産地があるのですね。

 

 

↑↓温室もあります。

 

 大きなサボテンや・・・

 

 色鮮やかな花・・・

 

 小川を模した庭など、熱帯の雰囲気満載でした。

 

ちなみに牧野富太郎は高知県 佐川町の出身です。

佐川町にも牧野資料展示室や牧野公園などもありますので、こちらも合わせて見学すると面白いと思います。