※推しカプ苦手な方注意⚠
※クリスマスなので特別に平日更新!
~木の葉の街~
街中は、明日はクリスマスですっかりその季節に飾られていた
あ、もう明日はクリスマスなんだねー!
ねぇ、チョウチョウとスミレはどんな風にクリスマス過ごすのー?
アチシ?ああー……まあイケメンがいたらもちろんそっちを選ぶけどー…
相手がいないんじゃねぇー……
まあ、アチシはママの豪華なクリスマスディナーを食べてパパと競い合うのよねー!毎年そうだから!
私は普通に家族とクリスマスかな(本当は……ボルトくんと……)
へえー!家族とクリスマスかいいねー!
サラダのところはママいつもいるけど、パパいつも外で仕事だっけー…
うん、まあそうなんだよねー……(クリスマスの時くらい……パパ帰ってきてくれたらいいけど……仕方ないよねー…)
~火影室~
お!サスケ、ご苦労さん
お前は呑気にカップラーメン食って……俺は外での任務の調査報告書を届けに来て忙しいのにな……
あはは……そうだ…サスケ!まあ、たまにはお前も少し休暇を与える!!!
どういう風の吹き回しなんだ…?
いや……明日はクリスマスだからなー……お前が家に居てるとサラダちゃんも喜ぶってばよ!
ああ……クリスマスか……(…………家族とクリスマスなんて……本当にここ何年間も俺には無縁のことだったな……そうか……娘とクリスマスを過ごしたことなんて……)
だから、サスケ……お前の家族のためだってばよ!
あと、サクラちゃんとサスケのためにも……
まあ………娘が楽しそうに笑う姿は見たいな……サクラもだが……
だろ!
じゃあ、お前もクリスマスの時くらいはボルトの家で過ごせばいいんじゃないのか…?
そのつもりだってばよ!
ナルトはもうクリスマス気分だった、ナルトは机の引き出しから何かを取り出し並べた
これはひまわりに!それでこれはボルトに!ヒナタにもかなー!ってばよ!
ん?家族にプレゼントか?
そうだってばよ!
まあ、休暇は貰えたし、家に帰らせてもらうか……
~木の葉の街~
サスケは、街並みを歩いていたら、確かに所々の店の飾りがクリスマスに彩られていて、ツリーとか点灯する飾りとか綺麗だと思った
ふと、ある父娘の会話が聞こえた
パパー!今年のクリスマスにはサンタさんからプレゼント貰えるかなー?
ああ、貰えるさ!いい子にしていたらなー!
本当?
ああ!
サスケは少しフッ…と笑いながら昔のことを思い出した
~サスケの過去~
ただいまー!母さん
サスケ!!?もう午後18時は過ぎてるわよ!!?
また遅くまで手裏剣のお稽古をしていたの?
お稽古じゃない……修業だよ……
サスケ、ほら、手を洗ってうがいをして……あら!?ちょっとどうしたの!?膝に血が出てるじゃない!?
ああ……ちょっと転んだ……
サスケは手洗いしてうがいをして、母に怪我の治療をしてもらった
全く……サスケは……あなたはまだ6歳なんだし……兄さんのようにそんなに焦らなくても、子供らしく遊んでればいいのよ……
そうだわ……もうすぐクリスマスよね……サンタさんがプレゼントくれるかもよー?
………サンタなんかいないよ……どうせ親がプレゼント渡してくれてるんでしょ…
まあ!!?サスケったら……子供心がないのねー……変に大人ぶって……そこまで兄さんの真似をしてるのかしらねー……
そうだぞ……サスケ、お前はまだ6歳なんだから……もう少し子供らしくしろよな…
あ!兄さんおかえり!
~回想終了~
……………(プレゼントか……そうだ…)
クリスマス当日
~サラダの家(マンション)~
おはようー!ママ…
と、ふわあーっと欠伸をするサラダ
おはよう、サラダ!
と、サラダは目が驚いた、サクラとテーブルを囲んで椅子に座っていたのはサスケだった
パパ!?帰ってたんだ!
ああ、昨日の夜ちょっと遅くにな……サラダはもう寝てたから…
わあー!嬉しい!クリスマスと分かってて帰ってくれたの?
…………まあ、そうかもな……
お昼前辺りから、サクラはクリスマスのご馳走を並べた
どう?サスケくん帰ってきてくれたもの!腕によりをかけたわよー!!!しゃーんなろー!!!
ああー!美味しそうだねー!へえー!ママの料理はいつも美味しいけど!
やっぱ、パパが帰ってきたらもっと美味しそうに見えるよねー!
だって!私はサスケくんの妻だもん!私の愛しい旦那様のために私は頑張ったんだから!
そう……昔から私はサスケくんと結婚することを夢見て妻になるために家事全般は物凄く身につけたのだから…!!!
はは……凄いね…!?
サスケは、サクラの作った料理を一口と食べてみる
…………美味しいな…!サクラの作ったものは本当に
と、言われてサクラはぱあっと笑顔になる
きゃあー!サスケくんにそう言われて嬉しいわー♡♡
サラダは、今年初めて父親のサスケとクリスマスを過ごせた!
いつも毎年ママと2人っきりのクリスマスだったが、3人家族揃ったクリスマスがとても嬉しくて感動した!
そうだ……サラダ、お前にプレゼントがあるんだ、もうお前も12歳だからな……サンタなんてもう信じてないんだろ?
え、まさかのパパからプレゼント!?
と、袋を開けるとサラダが読みたかった小説だった
これ……前にサラダが読みたいと言ってた本、思い出してな…
わあー!覚えてくれたんだー!嬉しいよー!パパ、大好き!!!
と、サラダはサスケを抱きしめる
(フッ……甘えるところはまだ子供だな……)
あー……ずるいよー……私にもプレゼントはないのー…?
サクラはこれかな……
と、袋から出し開封品を開けるとマグカップが!
きゃあー!!?ピンク色のマグカップねー!嬉しい!でもさ、どうせならペアマグカップとか良かったなー
サスケくんは青色で私はピンク色!きゃあー!!?
ああ……(そこまでは考えてなかった……)
ねぇ、どうせなら、パパ今度自分のマグカップ買ったら!
ああ……それだったらサラダのマグカップも買ってこようか?
あら?いいわね!サラダは何色が似合うかしらねー?うーん…赤色かな?
パパ…!ママがそう言ったから赤色と青色のマグカップ今度買ってごらんよ!
と、サラダは家族とクリスマスを過ごし、ふと時間を見る
あ!そうそう夜にチョウチョウの家でもクリスマスパーティー呼ばれてるんだー!もうすぐしたら行ってくるねー!
そうなのか?
パパ、しばらく休暇なんでしょ?だから、明日も会えるから!
今日はチョウチョウの家に泊まるから、明日には帰ってくるよ!
~玄関~
サラダ、チョウジとカルイにこれ差し入れ持って行ってよ
あー!チョウチョウのお父さんとかチョウチョウも差し入れあると喜ぶよねー!それより……ママさ……せっかくパパと2人っきりのチャンスなんだからさー
え……ええー!!?(と、言われて顔が赤くなるサクラ)
も……もう……サラダったら……
行ってきます!
~リビング~
サラダはもう行ったのか?
そうね!(……………あの子ったら……確かにサスケくんと2人っきり……それにクリスマス……)ドキドキドキドキ……
ん?サクラ……顔が赤いぞ…?しんどいのか…?
いや、大丈夫よ!!?……………だって、サスケくんとクリスマスの夜を過ごせるなんて…きゃあああーーーキャ───(*ノдノ)───ァ
そっか……それもそうだな……俺はクリスマスというのは……家族と過ごすのってほとんどなかったからな……
こうしてサクラとサラダと初めてクリスマスを過ごせたかもな…
サスケくん……ほら、飲んで飲んで!
俺は酒はあんまり……
ほら、せっかくシャンパン用意したんだから!
サスケとサクラはグラスに入れたシャンパンを飲む
ねえ……あなた……前に私が聞いたサスケくんの初恋の人……って凄く気になって……
ん?…………ああ……そんな話したか……?
私にとって……初恋の人はサスケくんだよ……私はずっと昔からそうだったし、サスケくんが里を抜けて木の葉に帰ってきてくれるまでも………私はずーっとサスケくんのことを想ってたよ…!
知ってる……
だから、初恋の人と本当に結婚できて私は幸せなんだよ……!
そういう顔してるからなサクラは……
だから、サスケくんの初恋の人は誰なの……?そろそろ知りたい……(私じゃなかったら……凄いショックだけど……)
……………そうだな……まあ、よく俺のことを気にかけてくれたな……
もうウザイくらいにな……
でも、ウザイとは思ってても、本当は優しさに触れて実は嬉しかったのかもな……
こんなに自分を慕われて……いつも声を掛けてはくれたからな……
まあ、自然に気にはなっていたのかもな……
(……………それって………)…………初恋の人って……もしかして私なの……?(ドキドキドキドキドキドキ)
……………そうかもな……
サクラは心臓に弓矢が刺さる感じがして、さらに胸が高鳴った
………サスケくん……サスケくん……!!!
と、サスケを抱きしめようとしたが、サスケはそうだ!と気づき椅子から立ち上がった
サスケが急に椅子から立ち上がったので抱きしめようとしたサクラは床に転んだ
何してるんだ……サクラ…?
しゃーんなろー……
転んだサクラの手を引っ張るとサクラは立ち上がりサスケは
ちょっと外へ出るぞ……お前に見せたいものがある
木の葉の夜の街を歩いてると、家族でイルミネーションを見ていたりとか、カップルが仲良くイチャイチャしている光景が多かった
手を繋いでるカップルを見てサクラは
サスケくん……
と、サスケの手に触れた、それに気づきサクラの手を繋いだ
サクラはサスケに手を繋がれてずっと胸がドキドキ鳴りっぱなしだった
ここだ……
ここって……火影岩が見える展望台じゃない
俺はこの場所が好きだな……
展望台から木の葉の街を見上げるとクリスマスなのでイルミネーションがとても綺麗に美しい風景だった
サクラは思わず綺麗とうっとりしながら、街並みの風景を見る
綺麗な風景に目を輝かせて嬉しそうにしてるサクラの横顔をチラッと見たサスケは
(サクラ……良かった……嬉しそうだな……)
ねぇ、サスケくん……変化で17歳の姿になって!お願い!
なんだよ……30代の俺ではダメか……
そうじゃないの!!?……若い時に……恋人らしいこと全然出来なかったから……私も17歳の自分に変化するから!
それにさ……私はサスケくんがいなかったあの時の私はナルトに惹かれてたところがあったと思ってたのよね…?
多分ね……16歳頃の私は思春期な年頃だからこそ……男の子のかっこいいところを見ていると…すぐときめきを感じていたのかもね……?
私のことよく知ってるでしょ?男の子に興味がある年頃でもあったから……まあ、今でもそういう部分残ってるけどね……えへへ……
ナルトだってあいつもあの時は年頃の男子だから、ちょっと女子に興味持っていたのよね……
でもね……私は男の子に興味を持っていたとしても……やっぱりサスケくんが大好きなことは全然変わらなくて…
だから……若い時の私はずっと想い続けてきたサスケくんと本当は恋愛をしたかったの……
でも……サスケくんのことはちゃんと私は分かっているから……
サスケはそれを聞いて、サクラのお願いに答えようと思った
サクラは少女時代、サスケは復讐心の事で木の葉にはいなかった……
昔のサクラには泣かせてばかりで……そう思うと、彼女の気持ちには答えたいと思う…!
サスケは17歳の姿に変化した、サクラも17歳の姿に変化した
サクラ……
サスケくん……本当にこの場所、木の葉の街の景色が綺麗に見えるよね!
サスケくんが好きな場所って分かるな!
それに今日はクリスマスだから余計に綺麗だよ、連れてきてくれて嬉しいな!
良かった……お前に喜んでもらいたかったからな……
サスケくん………と、目を瞑るサクラ
サスケはサクラにキスをした、そして目が合うとサクラは自分を見て頬が染まり眼はキラキラと輝きがあってとても美しかった
サクラは、恋する女の眼になっていた
サスケは、サクラを優しく抱きしめた、そしてまた再び口付けを交わす
ああ……サスケくん……嬉しい……
ねえ……サスケくん……そろそろ家に帰って……あの……私と……
待て……この17歳の姿でか?……
分かってる……私も17歳の姿だから……お願い……
うっ……と、特別だからな……
~サラダの家(マンション)~
朝、目覚めると、サクラは元の30代の姿に戻っていた
あー……ちょっと酔ってるかも……
昨夜のことを思い出せば、色々とイチャイチャしていたことが脳裏に思い出す、サクラは耳まで顔が赤くなり、さらに思い出すと
(そういえば……チャクラ切れでお互い30代の元の姿に戻ってたわね……まあ、どちらにしろ私は嬉しい…!メルヘンゲットねーー♪♪)
もう朝8時か……あれ?サスケくんは…?
と、リビングの方へ行くとサスケはいない
気がつくとベランダの窓が開いていたので、見てみると
あ!サスケくん、ベランダにいたんだ
サクラ……起きたか……お前、あの後疲れて寝てたな……
しゃーんなろー……(ドキドキドキドキ)
サスケくんは寝れたの?
ああ……少しは寝てて、お前より少し早く起きたな……
そっか、エヘヘ
なんだ?
私は今の30代のサスケくんも17歳のサスケくんも全部私の愛してる人よ…!
と、ベランダにいるサスケの腕に引っ付くサクラ
本当にサクラは……恋愛に生きる女だよな……
私の名文句知ってる、一生愛の人生よ…!なんだからね!
そうか……
サラダいつ帰ってくるのかしら?今日帰ってくるわね!
ねぇ、あなた、外の任務の仕事しばらく休暇なんでしょう?
そうだな……
たまには3人で今日はどこかに出掛けない、外食も行こうかな?
ああ、そうするか…、サクラ買い物するのはいいが、あんまり時間かけるなよ……
はーい…!サラダが帰ってきたら出掛けましょう!
そうだわ!あなたにピンク色のマグカップ貰えたから、サスケくんのとサラダのマグカップも買いに行きましょうよ!
と、物凄くルンルン気分なサクラは家の中に入り、出かける準備をしていた
サスケも家の中に入り、嬉しそうなサクラの姿を見て微笑んだ
(*>∀<)ノ🪄))°*.\(*´∀`*)/.*゜⸜(*ˊᗜˋ*)⸝٩( ᐛ )(*´^`)( ᐖ )۶
