大丈夫かな？

こんばんは。フラクタル心理学講師の西山京子です。

最近聞いた保険のお話です。

今や「認知症や要介護と認定されればすぐ保険金がおりて、

さらに認定以降は掛け金免除」という内容の保険ができているらしいですね。

何らかの理由で働けなくなったときの休業補償も手厚くなっているとのこと。

「緩めの社内規定なので、たいていの場合は支払われます」って・・・



大丈夫かな？



「早く呆けると保険金がもらえて、あとはタダで面倒見てくれるからお得ですよ」

（あなたもその可能性があるでしょ）

そう言われている気がします。



「ケガも病気もせず自己管理している人は、ますます掛け損になるってこと？」

それが「保険をかける」ってこと？



補償内容をちゃんと納得して加入すれば、ある期間は安心して生活できます。

（時期が来れば、見直すことも必要でしょう）

「保険があるから、安心して働ける」から

「保険があるから、安心して呆けられる」に移行してるのは、

売る側が「ニーズがある」と考えているからですね。





では「思考が現実化する、100％例外なく！」でいうと、どうなるのでしょうか？

「せっかくもらえるのなら、もらわないとソン」

「少ない掛け金（回数）だけ払って、あとはタダになるのよね！」

（その分不自由な生活が早く始まるというデメリットがあります）

「要介護度も、ちょっと大げさにして査定してもらえばいいよね」



こんな悪魔のささやきばかり積み重なるでしょう。

当然、税金や国民年金の掛け金などのお金も払いたくなくなります。

すると、この社会はどうなると思いますか？



「（呆けたから）わからない」 「（体が不自由だから）できない」

そう主張したい人たちを、

自己管理して動いている人たちが養わなければいけなくなります。

原資が増えず支払いばかり増える制度では、繁栄できません。

保険会社も日本経済も世界情勢も、なにより自分の身体を弱めます。

保険に入ることの是非ではなく、

自分自身が支払い対象になることがないように、

意識を高めるといいですね。



しかし「できない・わからない」のメリットは、意外にも多いのです。

実はデメリットではなく、メリットなのです。

驚かれましたか？


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