子どもの心を 大人ごころに育てる 西山京子です。
小さい頃は、みんな怖がりやさんです。
お母さんの姿が見えなくなると、途端に不安になります。
いくら「大丈夫。ここにいるよ!」と言っても、「ママ~」と叫んでついてきます。
おちおちトイレにもいけませんね(^^;;
まあそれだけ、子どもから必要とされている証拠ですね。
そういう意味では、かわいいですね。
とはいえ、毎回そんなことが続くとママもウンザリします。
「こんな怖がり屋で、将来大丈夫なん?
時期が来れば収まるかしら?
何かもっと良い方法はないのかな?
いい加減に慣れて、覚えて欲しいわ。」
3歳までの子どもの脳は、記憶を司る海馬が未完成です。
いわゆる「因果関係の記憶・学習」をつなぎ合わせることが難しいのです。
大人の脳とは違うんですね~。
乳幼児は 哺乳類としての本能 = 今ここが安全か危険かの判断を、毎回繰り返します。
だから、まずママが安心してください。
余計な心配をして、不安を呼ぶ必要はありません。
「子どもの脳が、同じ引き出しを何度も開け閉めしているらしい。
でももう少しで覚えそうやし。○○ちゃん、エライ!」
そう考えるとママのイライラも収まりますよ。