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離婚カウンセラーって喜ばれるんだ
って思ってる杉山裕生子です。
離婚カウンセラーなんていうと、
離婚ススメてナンボ。みたいに
思う人がいるらしいけど。
そうではない。
どちらかと言うと、
離婚をしないで折り合いがつくなら
離婚は避ける。
だって、
「結婚しよう！」って
思った相手じゃない
でも、
離婚はしょうがないね。
離婚した方がいいよ。
離婚しないで頑張ってきたね。
って事がよくある。
日本人には
「我慢するのが美徳」みたいな
間違った観念がある。
お爺ちゃんお婆ちゃん世代じゃなくてもそう。
私が我慢すれば。
私さえ耐えれば。
私がわがままを言わなければ。
とか言う。
麻痺してる。
麻痺してしまったのね。
結婚は、
お互いを大事に思って
一緒に居るシステムじゃない？
なのにどちらかの、
言いなりになるとか。
従うとか。
我慢するとか。
諦めるとか。
おかしいし。
話し合えないのも、
暴力振るわれるのも、
おかしいし。
だから、
正気に戻すだけ。
おかしくなってるとこを、
気づかせて、
修正出来るならそういう方向にするし。
修正出来ない状態なら、
仕切り直すお手伝いをする。
コレが私の仕事です。
私は
カウンセラーとクライアントではなく
親の立場で言います。
娘、息子のより良い未来のために
ちょこっとだけ、
症例1。
二十代夫婦。
夫は会社員。妻は寿退社、専業主婦。
妻が寂しさのあまり、
離婚を考え始める。
結婚して直ぐ、
夫が田舎に転勤になり、
妻は友達もいないその場所について行った。
毎日帰りも遅く、
休日はひとりで出掛けてしまう。
妻は一ヶ月間話しをしない月もあったという。
そんな中、妊娠。
喜んでもらえると思ったら、
堕ろせと言われる。
理由は、
「子どもが出来たら、保険料が払えない」と
いう支離滅裂な理由。
そんな時に相談に来られた。
こうして、
私がブログに書く事も、
今は彼女は立ち直ってるので
了解を得た訳だけど。
今でも
たまーにやり取りをします。
今では幸せになりました。
その頃の彼女は、
自分の価値も自分の将来も
そして
現状も全く彼の言いなりでした。
大切に育てた娘がそんな扱いを受け、
毎日寂しく暮らしているなんて。
私が親なら速攻で迎えに行くし。
彼らは職場結婚だったので、
寿退社した事もあり、
離婚なんて
体裁が悪いのではないか、とか。
今はまだ仕事が忙しいから
私といる時間が取れないだけ。
今は仕事が忙しいから
子どもの事を考えられないだけ。
仕事が落ち着いたら
また子どもを作ればいい。
今まで払った保険を
小さくするのが嫌なんじゃないか。
バカみたいな理由を並べる。彼女。
寂しいけど、彼に希望を抱く彼女。
仕事を理由にするのなんて
理由にならないし。
子どもなんて、
欲しい時に簡単に出来るものじゃないし。
第一に中絶しろって、どういう事？
妊娠しないようにもしてなくて、
妊娠したから堕ろせって。
馬鹿じゃないの？
彼女は
「テレビが4局しか映らないんですー」っと
笑った。
寂しいと言いながら泣いた。
結婚って幸せなのかと思った。という彼女。
孤独です。と言った彼女。
結婚をし親元を離れ、
心配をかけないために、
親には「大丈夫、元気。」を
繰り返した。
結果的には、
中絶し、親元に帰り、
「我慢の出来ないわがままな嫁」として
離婚が成立した。
それでも、いいと思う。
私は産んで欲しかったけど、
「あの人の子は要らない。」と彼女は言った。
言いなりになって中絶しなかった。
中絶を自分で選択できた彼女は
いい離婚が出来たと思う。
人は
愛されるために生まれてきたと思うから。
虐待されて死ぬ子もいるけど。
あの子の欲割は、
虐待のニュースを見てる人達に
「大事にしてね。可愛がってね。」
というメッセージ。
「手をかけて目を配って、
愛情たっぷり育ててね。」って。
人は愛され、
愛するために生まれてくる。
そして、成長するんよ。
最後の面談の日、
「もう、結婚はしない。
そんな風には決めないでね。」
色白の彼女の頬はピンク色だった。はこちらから。
前を向けるようにお手伝いします。
離婚カウンセリングはこちらから。
