「自分らしい時間」
主宰の杉山裕生子です。
人と知り合い、自己紹介をしますよね。
そんな中で、
・ご結婚はされてますか?
・ご家族は?
・お子さんは?
などと会話を交わしますよね。
何でもない日常のことではないでしょうか?
そう、日常。
・結婚してますー。数回ー。
・はい、育ち盛りの息子と…バタバタとー暮らしてーーー
・子ども、数名。います。
今、違和感ありました?
子どもの数です。
流産死産した時の子どもの数って、
普通含みませんよねー。
でも、私からしても、
子ども達にしても
同じ兄弟のことを数に入れていないのは
ちょっと、
腑に落ちないんです。
死産した後の話だと、
「もう一人いたけどね、死んだけどね。」
兄弟の数。
微妙です。
自己紹介では、
「子どもの数は~
流産したから、」
とか、
「死産してるので」
とか。
言わないし。
「生存してるのは四人です。」というようにしてます。
だからって、
何人産んだの?
何人妊娠したの?
と聞いてくる人まではいませんし。
死産して、
遺体を持って帰るときに、
(死体ではないんですよ、
誰だかわかってるときは、遺体と言います。)
「入る程度の箱を用意しろ」と
言われたときは、
何を言われているのか、
よくわからなかった。
入る程度の箱。
お持ち帰り箱のことです。
そう。棺桶のことですね。
布に包まれたわが子。
着せるものさえ、
サイズが合わないことはわかってるし。
どんな風に感じたのか、
どんな想いだったか。
今では、
抹消されてしまっている私の感情。
その時のことは、
ただ、
ただ、
何を見ても、涙が流れて、
寝ても起きても、涙が流れて。
頭が真っ白になるとは、
あのことだなーと。
今は、思う。
何も着せてあげられずに、
ガーゼで包んで、火葬した。
可愛い洋服も、
用意してあげられなかった。
厚生労働省平成29年
人口動態統計によると、
出産前に亡くなってしまう「死産数」は
日本全国で「2万358」。
少ないか、多いかは、わからない。
ただ、生きて、生まれなかった事実だけ。
素敵な箱も、
かわいい服も、
用意してあげたかった。
そんなことは起きないほうがいい。
でも、そんなことが起きたら、
こちらから、取り寄せてあげてほしい。
心のケアは、とっても大切。
産後のケア
育児が始まらなくても、
気持ちも心も引きづったまま。
リセットなんかしなくていい。
受け止められる時期まで、
寄り添います。
あなたが、
自分らしさを取り戻すまで。
カラダも、ココロもゆっくり
「自分らしさ」を取り戻そう。
様々な産後の、お話会。
毎月19日に行っています。
場所などはその都度ご連絡します。
090-5311-0320
杉山裕生子