こんにちは!

今日は偶にお客様からグリストラップってなに?って質問が来ることがありますのでグリストラップについて説明していきたいと思います!


よくトイレが詰まったやキッチンが詰まって逆流してくるなどのご連絡を頂いた際、


グリストラップがオーバーフローしていることがあり、清掃と配管洗浄についてご説明をするとなにそれ?初めて知ったんだけどなどと言われることが多々あります。


※グリストラップの清掃は義務づけられていますがまだまだ世間には馴染みのない言葉のようです。


今回の事例につきましてはお客様自身オーナー様より店舗を借りて独立開業を行った為、今まで10年間一度も触ったことがなかったようです。


よく詰まらんかったなぁ!って心の声がダダ漏れになりました笑


それではグリストラップとはなにかについて説明していきます!




グリストラップとは?


グリストラップは営業時、業務用の厨房を設置する際に必ず設置が義務付けられている(油水分離粗集機)ものになります。


厨房から排水される主に生ごみ、(外に設置されている場合は葉っぱや土などが入る場合があります。)
油脂などを環境配慮の為に下水に流さないことを目的に設置されているものになります。

また営業中に発生しバスケット内に溜まった生ごみなどにつきましては家庭用のゴミとしての処分はできない為、適切な事業者へ依頼を行い処分をする必要があります。


グリストラップの構造について

図をインターネットが拾ってまいりました。


グリストラップは上記の図のように3層式のものが多く生ごみ、油水、沈殿物を分ける層に分かれています。


こちらでは1.2.3層にてどのような役割があるか説明しています。


1層目 

厨房内より発生した排水より混ざっている残飯や生ごみなどをバスケットで受け止め、更に細かいゴミを沈殿させ残った油水を次の層へ行かせる役目があります。


2層目 

水面に油脂を浮かせ、更に細かい汚れを沈殿させます。(油は水と分子間力が違う為水よりも浮くようになっています。)


3層目 

生ごみや油脂を取り除いた、汚水を下水へ流す役割を持っています。



グリストラップの清掃はせずとも当分は詰まることがありませんが、1年に1回や気が向いたら頼むなどの飲食店オーナーの非常に多く清掃業者はそういった方への対応としてはお断り価格での提示をされることが多いようです。


それはそうですよね。。


ただでさえ大変な仕事なのに毎回超汚い詰まりまくってる状態で清掃を頼まれるんですから!


しかもオーナーはいや定期じゃなくていいです。

また詰まったら呼びます。


自分でやってから頼んでこいや!って思うのも当然ですよね!


画面の前の皆さんも気をつけてください!

弊社でも店内グリストラップが3個あるお店で配管内までガッチガッチに詰まり全回収で前回は20,000円でやってくれたからそれで頼むわ!と言われた際普通に断りました。


多分どの業者にいってもいやがるでしょうが、、、


1年に一回うん十万円払う方がいいか毎月もしくは隔月で1〜2万円払う方が考えたら一目瞭然でしょう!


しっかり考えましょう!